エスアールエス株式会社

弊社は1992年の創業以来、建機レンタルの総合サービスを展開しています。事業は大きく2つあり、1つは建機レンタル会社に建設機械に取り付けるアタッチメントや、現場事務所として使われるユニットハウスなどをレンタルする「プロマックス事業部」、もう1つが建設・設備会社に高所作業車や仮設機材をレンタルする「ブルーテック事業部」です。レンタル会社向けに設備を貸し出すサービスは全国でも珍しいのですが、コンクリートなどを破砕するブレーカー等のアタッチメントはメンテナンスに手間がかかり修理代もかさみ、ユニットハウスは管理・保有に手間と土地代がかかることから、自前で持つ会社は多くありません。こうした理由からニーズは旺盛にあり、弊社の売上の8割を占めるほどです。北は北海道から南は九州まで全国に営業拠点を構えており、ご要望にすぐさま応じられるのは強みといえるでしょう。
現在は全国に約440名の社員がおり、建設機械の点検・修理、メンテナンスを担当する整備職、ゼネコンや建設会社、建機レンタル会社に弊社製品を提案する営業職、顧客対応やバックオフィス業務を担当する事務職として勤務しています。入社後は新入社員研修を経て階層別研修や外部研修を受け、知識を習得。資格取得や通信教育に対する奨励金制度、先輩がボランティアで開催する勉強会など研修制度は充実しており、職種をまたいだ意見交換会なども実施するなど、相互理解を深める取り組みも実施しています。

私が常に意識しているのは、社員満足度の向上です。できるだけ多くの社員に「この会社に入ってよかった」と思ってもらえるよう、給与面や働き方といった職場環境の整備に努めています。近年であれば単身赴任手当の引き上げや給与のベースアップを実施しました。また、建設現場は土曜日も稼働しているので休日は交代制だったところ、2024年度から第2・3土曜日は完全休日にし、週休2日と同じ年間休日としています。一方、現場で腕を磨きたい、マネジメント職に就きたい、ワークライフバランスを充実させたいなど、希望する働き方は各人で異なるはず。そこで全社員に面談やアンケートを実施し希望を明記してもらい、人事などの際に参考にしています。
社員によく言っているのは、スピード重視、業務の効率化を意識してほしいということです。日々の業務に忙殺されると心身は疲弊するだけ。従来の仕事に無駄はないかを含めチームや個人で考え、職場をより良くしてほしいと考えています。余裕が生まれると改善に取り組んだり新しいことにチャレンジしたりするなど、前向きなことに使える時間も増えるに違いありません。また、私自身は「忘己利他（もうこりた）」を座右の銘としており、周りを優先することでおのずと自分が幸せになるという考えを大切にしています。社員に対しても「自分さえよければではなく、上司なら部下、現場社員なら取引先など、相手の幸せを軸に行動してほしい」と伝えています。この精神を身に着けた社員が増えるほど立派な会社になると考えています。

弊社が求めるのは成長意欲にあふれた人材です。そのために、エスアールエスという会社を思う存分利用してほしいと思います。社会人になると人生の3分の2は会社とともにあるからこそ、その時間は自己成長に使うべきです。チャレンジを後押しすることを目的に、ミスをしても決してペナルティを課さない「失敗する自由プロジェクト」も始めました。弊社は2026年度に売上高200億、31年に300億円規模を目指しており、そのために3本目の事業の柱も創出したい考えです。そんな目標を一緒に目指してくれる方に入社してほしいと願っています。