多角経営を展開チャレンジングな社風
弊社は、モバイル機器の販売・飲食・教育・フィジカルサポートなど、さまざまな事業を展開する多角経営企業です。1993年の弊社立ち上げ当初は、製造業を営む親会社が設立したサービス業の子会社でしたが、強い志をもって、バブル直後から階段を登るように順調に成長してきました。私自身が自由に挑戦させてもらったこともあり、若手の意見は大切にし、良いアイデアは積極的に採用するようにしています。事業のなかにも、社員発案のものが数多くあります。例えば、フィットネスジムはコロナ禍の2020年に始まったのですが、その時私の中では「こんなタイミングでジムを始めるのは厳しい」という考えもよぎりましたが、始めてみたら会員も集まり、いまや弊社の柱となる事業に成長しました。設立から30年以上経った今は、時流のなかで、長く続く業態を変化させるべき必要性も感じています。DX(デジタルトランスフォーメーション)なども取り入れながら、人の負荷を軽減したり、新たな道などを模索したりしています。さらに、最近は地域貢献にも力を入れています。弊社では2010年から、太田市の第三セクターだったブルワリーを引き継ぎ、太田市出身の世界で活躍するデザイナーとともにビール事業を展開しています。味も好評ですし、缶のパッケージ化や、地元のバスケットボールチームのアリーナなどで販売もする予定で、とても楽しみにしています。
社員の幸せが、サービスの向上に
弊社には「ソニアの掟13か条」という経営理念があります。その第1条では「職場は社員の幸せの舞台だ」と謳っております。「仕事を通して、社員自身の人生が豊かなものとなって欲しい」「仕事を通して自身の成長を実現していただきたい」と思っております。ES(従業員満足度)の向上は、CS(顧客満足度)の向上にもつながるはず。物が売れるだけでなく、心も充実していただけるサービスを心掛けています。社員もお客様も、そこにある充実した姿が、会社を成長させてくれると思います。働く環境を大切にしていて、2022年にできた新社屋も好評です。今年の方針として、社員には「常にコミュニケーションをとっていきましょう」という話をしました。仕事は、一緒に考えて、コミュニケーションを取りながら、お互いに意見を交わして事業を構築していくものだと思います。挨拶やコミュニケーション、先輩後輩をお互いに敬い、明るくいてくれたらと願っています。
”賞賛SNS”で、表彰お互いを褒め合う
いま社内で盛り上がっているのが、社員同士が褒めあう「賞賛SNS」です。全部署の社員がいつでも誰でも投稿することができるもので、タイムラインには仲間への「賞賛」が毎日続々と投稿され、たくさんの「いいね」が集まります。お互いの仕事の刺激にもなりますし、異業種や別店舗で離れている社員同士も、ここで名前や彼らの行動を見聞きしていることで、繋がりを感じられるようになりました。ミーティングで会ったときにも、社員間の会話のきっかけにもなります。これがポイントとなって、年間表彰も行われます。食事券などがもらえて、みんなから好評です。そのほかにも不定期で、社内ゴルフコンペや、研修旅行などを実施しています。店舗ごとに慰労会などもあり、本社でバーベキューを企画したときには50人以上が集まって、とても楽しい会になりました。コロナ禍ではなかなかできずにいたリアルでの交流もできるようになり、社内の雰囲気はより一層良くなっています。