株式会社ソウイング

弊社は、1986年にタイヤと自動車用品の販売から事業をスタート。程なくして新車中古車販売に事業をシフトしました。しかし、同業他社との差別化や自社の強みを精鋭化できずに厳しい状況が続きました。そんな折、中古車オークション会場の運営支援のご依頼をいただき、これを契機に構内業務支援事業を立ち上げました。この決断が弊社の成長の礎となりました。中古車流通において重要な役割を果たしているオートオークションや入札会。そこには、車両を出品する際の準備のために、多種多様な業務が発生します。車両の入庫、出庫管理、スペックの確認、出品票の貼付、出品車の写真撮影などの構内運営作業。車両洗車、車両磨き、車内清掃、エンジンルーム洗浄など、車両の整備面でもきめ細やかな作業が必要となります。これらを一手に請負うことで、お客様の負担軽減と利便性の向上を実現。さらに、中古車流通の様々な局面で不可欠となる輸送業務を付加することで、他社では真似のできない中古車流通における革新的なトータルサービスを確立しました。これにより、20年以上増収増益を継続しています。

2023年10月に小山営業所を全面改装しました。この新拠点に本社機能、輸送機能、オークション・入札会機能を集約し、より効率的な経営を進めていきます。ご存知のようにドライバーの時間外労働時間を960時間とする規制、いわゆる2024年問題が間近に迫っています。燃料費の高騰も加わり、輸送を主事業にしている多くの事業者にとって、その根幹を揺さぶられる事態といえます。私たちは、主要機能を一拠点に集約させることで、この難局に立ち向かっていく覚悟です。これまでも、様々な荒波を乗り越えてきました。その原動力となってきたのは、他社にはできない独自性の追求。先述したオートオークション・入札会の運営や付随する様々な業務と輸送を組み合わせたトータルサービスはもちろん、その他にも業界に先駆けて始めたサービスも多数あります。例えば、看板剥離もその一つ。かつては、社用車のボディに貼られたロゴや社名、電話番号、住所、コーポレートカラーなど、そのままの形で中古車市場に出回っていました。それを数々の試行錯誤を経て、効果的な剥離のノウハウを身につけていきました。

私たちのもう一つの強みは、「人」です。それは、営業力と言い替えることもできます。現場を熟知した一人ひとりの営業担当が、お客様の課題やご要望に真摯に耳を傾け、適切な提案を重ねていきます。その際もお客様のご要望に対して初めからNOと言うことは決してありません。社内で検討しながら常に可能性を追求し、前向きにトライする。そうしたチャレンジ精神がお客様との信頼関係を築くのはもちろん、新たなサービスの萌芽ともなるのです。弊社が拡充していったきめ細かなサービスの数々は、お客さまのご要望にお応えすべく果敢にチャレンジしていった結果とも言えます。弊社の事業拠点は、本社のある小山市を起点に北は仙台、南は福岡まで多数の支店や出張所を構えています。20代、30代の若い社員を各拠点の責任あるポジションに任命。実戦の場を通じて成長を促しています。責任のある仕事を若いうちから経験することで、現場を深く理解するとともに経営的な目線を養うことができると考えています。中古車流通はまだまだ成熟していない業界だけに、今後様々な改革が起きることが予想されます。そんな業界を牽引する企業で、自らの可能性に挑んでみませんか。