新協電子株式会社
- 製造・情報通信メディア・その他
- 社会インフラシステム向け電子機器の開発・製造・販売
技術職
勤務先:東京
関東版2027(2025年11月発行)
伝送・制御技術で領域を拡大、
社会インフラ構築に貢献。

伝送・制御技術で領域を拡大、
社会インフラ構築に貢献。
新協電子株式会社 代表取締役社長
中西 英樹
なかにし ひでき
PROFILE
1962年10月生まれ、三重県出身。工学院大学卒業後、富士通(株)に就職。同社で斯業経験を積んだのち、2004年頃に新協電子(株)に入社。取締役を経て、2010年代表取締役に就任。外部機関主催の経営塾に若手社員を参加させるなど、幹部社員教育にも尽力。
ソフトウェアに注力
開発力を高めていく
ソフトウェアのビジネス拡大を視野に入れる中、従来、顧客からの要望はベースボード(OS部分)とI/Oボードに分けI/Oのカストマイズ、ハードウェアのカストマイズで対応してきました。今後はベースボードの共有化、カストマイズは組込ソフト側で対応できるようにしたいのです。要望機能毎にソフトウェアを入れ替えるのです。実際、デモ機を持ち込んで企業を訪ねると、「この部分だけ欲しい」というニーズは多く、今後の発展が見込めるでしょう。
創業当時から根づくのは開発メインの理念。創業者は「下請けになるな」と言葉を紡ぎ、引き継いだ私たちも自社製品を積極的に開発していくことが、働く上での喜びにもつながっています。
高い技術力とニッチな
分野で経営も安定
弊社の技術的な強みは、組み込みソフトが得意で、ソフトウェア担当とハードウエア担当が融合できる点です。弊社の人数規模の会社では類を見ないでしょう。開発したハードウェア用にOSの最適化、ブートローダーを作れる会社も少なく、他の会社が行わない、高い技術力を有するものは弊社の優位性でもあります。大手企業が手を出しにくいニッチな領域で開発を進めるため、価格競争などに巻き込まれることなく、安定的な利益を見込められる点も経営上のメリットです。
無理せず楽しく働く
技術継承はシステム化
一方で技術の伝承を属人化させないためにナレッジシステムを導入。ツール内に知見を共有していく形です。加えて、毎月第一月曜日に全体会議で、進捗状況や失敗事例などを話し合い、コミュニケーションも含めたナレッジの共有を展開。データはオープン化し、幹部社員による会議の議事録も誰でも閲覧可能です。向上心と好奇心を支え、オープンな社風が、採用面でも会社の成長の面でも大きな原動力になっています。
社屋移転でできたランチスペースでは丸テーブルやカラフルな椅子が並び、リフレッシュできる空間としても活用されている
新協電子株式会社
- 会社名カナ
- シンキョウデンシ
- 所在地
- 〒193-0931
東京都八王子市台町1丁目22-19 - 電話番号
- 042-634-8190
- 創業
- 1964(昭和39)年5月
- 従業員数
- 28名
- 売上高
- 6億3,000万円(2024年9月期)
- 事業内容
- 社会インフラシステム向け電子機器の開発・製造・販売
- 企業サイト
- https://www.sinkyo.co.jp
- その他
- https://www.sinkyo.co.jp/recruit/
- その他
- https://www.sinkyo.co.jp/lookinside/
- TSR企業コード
- 33-013793-0
