柴産業株式会社
- 製造
- 構造材プレカット・ハガラプレカット・パネル製造販売
事務職/技術職
勤務先:栃木
関東版2026(2024年11月発行)
正確な技術が最大の武器
木と共に歩む製造会社
正確な技術が最大の武器
木と共に歩む製造会社
柴産業株式会社 代表取締役
柴 知良
しば ともよし
PROFILE
1962年生まれ。大学卒業後、大手ハウスメーカーで住宅販売営業を経験。その後、実父が代表を務める柴産業に入社。プレカットやバネルなど様々な新規事業を手掛け、海外事業展開にも積極的に取り組む。2005年に同社代表取締役社長に就任、新たな領域への挑戦を続けている。
高品質なプレカット技術で
現場の作業効率化を実現
製造・加工には最新のCAD/CAMを採用した全自動機械を導入。非常に精度の高い技術が使われていますが、鉄やコンクリートの加工と異なるのは、“木は生き物である”ということです。木材の種類によって特性があり、加工の中でミリ単位の誤差が生じることは珍しくありません。毎日機械の点検・調整を丁寧に行い、熟練の技術を持つスタッフがしっかりと検品することで、正確で高品質な製品を提供できる。これが弊社の大きな強みとなっています。
誇りと責任感が持てる
家族の財産を預かる仕事
待遇面でいうと、ここ数年は毎年3%以上の給料アップ、ボーナスは年3回支給するなど、積極的な賃上げを行っています。福利厚生は、社会保険や夏季・年末年始休暇、資格取得費用の補助、産休・育休制度など。都市部の大手企業とは違って、大充実のラインナップとはいきませんが、休暇中の宿泊先として民泊施設の提供、地方の中小企業では珍しく企業型DC(拠出年金)を導入するなど、可能な限りの制度を取り入れ、長く働きたいと思えるような環境整備に注力しています。
培ったノウハウを活かし
新たな事業領域に挑戦
さらに、建築以外の新しい分野での事業展開も計画中です。その一つが、ウイスキーの販売事業。酒類の販売業免許も取得しており、地元の酒蔵と協力して蒸溜所を開業予定です。2025年の冬を目途に事業をスタートさせ、クラフトウイスキーを入口に地域の活性化にも貢献したいと考えています。なぜウイスキーなのか?と思われるかもしれませんが、私たちが手掛けるのは、原酒の貯蔵・熟成に使われる木樽の製造です。樽の素材には、プレカットによって生じる端材を再利用。あくまで木を扱う本業の一環であり、SDGsに向けた取り組みのひとつという位置づけです。他にも、端材を焼却し熱源として活用するなど、廃材の再利用を促進していく予定。本業で培ってきた技術と知見を活かしながら、今後も木と共に歩みを進めてまいります。
- 特殊な加工は機械に頼らず手作業で。職人の熟練の技が光る。
柴産業株式会社
- 会社名カナ
- シバサンギョウ
- 所在地
- 〒329-4411
栃木県栃木市大平町横堀1-1 - 電話番号
- 0282-43-9820
- 設立
- 1973(昭和48)年11月
- 従業員数
- 170名
- 売上高
- 140億円[2024(令和6)年10月期](見込)
- 事業内容
- 構造材プレカット・ハガラプレカット・パネル製造販売
- 企業サイト
- https://www.shibasangyo.com
- TSR企業コード
- 26-006095-0