ラック株式会社
- 建設
- ■管更生材製造:管更生材、取付管、副管更生材、マンホール更生材、その他付帯品 ■管更生材施工:非開削技術にて施工 ■埋設管保守検査・調査 ■埋設管洗浄業務
北陸版2026(2024年12月発行)
誰もが安心して暮らせる
社会をつくる三方よし企業
誰もが安心して暮らせる
社会をつくる三方よし企業
ラック株式会社 代表取締役
米田 恵樹 氏
PROFILE
1985(昭和60)年、富山県生まれ。帝京大卒業後、大管工業に入社。2011(平成23)年ラック入社。2020(令和2)年9月、代表取締役社長に就任。2024(令和6)年高岡青年会議所(JC)の理事長も務める。剣道4段。
生活になくてはならない
下水道を守る仕事
本社は富山県射水市ですが、管更生のための材料を滋賀の工場で製造しており、全国の施工するお客さまに販売しています。施工班もあり、主な商圏である関西、北陸、中部で仕事をしています。
民間工場向けには、工場・事業用排水の下水道管の維持点検を行っています。工場や事業所で排出される工場排水の処理にはさまざまな問題が発生するなど社会課題となっています。水質汚濁防止法がありますが、実際に措置を講じている企業は十分ではないのが現状です。しっかりと警鐘し、維持点検を行っていきたいと思っています。また、工場が稼働しているとどうしても生産を中断しないと点検ができませんが、当社の技術では、工場を止めることなくパイプを修繕することができます。
誰もが安心して暮らせる
社会の実現へ
下水道の仕事、建設業は「きつい」「汚い」「危険」の3Kといったネガティブなイメージが根強い業界です。しかしこの業界があるからこそ、人々が安心して生活ができます。建設業全般、人材の減少が課題ですが、その要因の一つといわれている3Kのイメージを少しでも変えられるよう、まずは働く社員が尊敬される会社を作っていきたいですね。
社員向けには、年2回ほど勉強会を行っています。仕事ではどんな成果を出したいのか、プライべートではどんな人間関係を構築したいのか…。公私でも理想のビジョンを作ってほしい。プライベートも大切にすることが、楽しく仕事をすることにつながるのではないかと思っています。
得意分野、個性を
仕事に活かしてほしい
採用に関しては、学生さんと触れ合える機会づくりのため、昨年から、帝京大剣道部で就職に関する勉強会を行っています。勉強会では、働く意味についてや目標、目的の話などをしました。若い社員にも講師として話をしてもらっています。当社に興味を持った学生さんがいれば、インターンシップへ参加してもらいたいですね。学生さんたちに伝えたいのは、目標と目的を明確にしてほしい、ということ。目標は具体的な行動指標で、目的は目指す理想の状態。それぞれ目標と目的を持ち、そこに向かって取り組むことを体感してほしいですね。
当社に興味を持ってくださった方であれば、土木系の知識がなくてももちろん大丈夫です。当社では、入社後、社員の得意分野に応じて仕事内容が変わるケースが少なくありません。これから就職するみなさんも、好きなことや得意分野、個性をぜひ仕事に活かしてほしいと思います。
ラック株式会社
- 所在地
- 富山県射水市庄川本町16-3
- 設立
- 1994(平成06)年9月
- 従業員数
- 16名
- 売上高
- 5億円(2023年7月期)
- 事業内容
- ■管更生材製造:管更生材、取付管、副管更生材、マンホール更生材、その他付帯品
■管更生材施工:非開削技術にて施工 ■埋設管保守検査・調査 ■埋設管洗浄業務 - 企業サイト
- https://www.renewal-accord.jp/