大野建設株式会社
- 建設・不動産
- 各種建築一式工事(大型建築・注文住宅・リフォーム)、各種建築設計一式、施工管理
営業職/技術職/その他/設計職
勤務先:埼玉
関東版2027(2025年11月発行)
「三方良し」の年輪経営、
「棟梁イズム」で次の百年へ。

「三方良し」の年輪経営、
「棟梁イズム」で次の百年へ。
大野建設株式会社 代表取締役
大野 哲也
おおの てつや
PROFILE
1977年(昭和52年)生まれ。立教大学経済学部経営学科在学中にITベンチャー事業に参画。卒業後大手IT企業に入社。その後百年続く大野建設に入社。営業・経営企画職を経て2021年8月代表取締役社長に就任。
家づくりは細く
永く、地域密着で
私自身は大学在学中から大容量高速インターネット接続を事業とするITベンチャーに参画し、その後大手IT会社に就職しました。その会社の代表者の謦咳に直接触れ、事業を成長させるハングリー精神とは何たるかを学びました。たんに家業を継ぐというのではなく、新しい時代に適応した地域密着の建築業を引き継ぎたいと考え、2005年に大野建設に入社。営業や経営企画を経験して2021年に社長に就任します。
子供時代に祖父からよく聞いていた言葉に「家づくりは細く永く行え、家づくりは一生涯、地域を離れない者が行うもの、家づくりは地域をよく知る者が行え」という三箇条があります。
日本の木造建築はメンテナンスを重ねればゆうに百年以上持ちます。だからこそ一切、手を抜くことなく、お客様にとっての良い建物を作り続けることが使命です。
最初から儲けばかりを考えるな、まずはお客様との約束を果たし、信頼を勝ちとれば、その後、何代にもわたって引き合いがある。知り合いを紹介してもらえる。義の後に儲けがある。「先義後利」が私たちのモットーです。
また、いたずらに事業拡大を考えるのではなく、ゆっくり着実に、大木が年輪を緻密に刻みながら成長していく「年輪経営」も心がけていることです。
「棟梁魂」を育てる
8年プロジェクト
例えば、災害時の応急仮設住宅などを墨付け手刻みといった手仕事で建てられるスキルを身に着けておくこと。実際、東日本大震災や能登半島地震の仮設住宅建設で社員は応援に出向いていますが、現場では手を使って建材をカットしたりしました。ITや機械の活用も大切ですが、最終的にはクラフトマンシップが欠かせない。私たちには生活インフラを支える最後の砦という自負があります。
何のための仕事か
考え方を学ぶ研修も
近年は「手に職」をつけたい、ものづくりやクラフトマンシップを生涯の仕事にしたいという若者も増えてきました。そういう人にとっては、当社は最適の成長の場所であると考えています。
図書館を思わせるような本社外観。行田市の街並みによく似合う
大野建設株式会社
- 会社名カナ
- オオノケンセツ
- 所在地
- 〒361-0056
埼玉県行田市持田3-4-3 - 電話番号
- 048-553-0100
- 創業
- 1907(明治39)年4月
- 従業員数
- 75名
- 売上高
- 78億円(2024年7月期)
- 事業内容
- 各種建築一式工事(大型建築・注文住宅・リフォーム)、各種建築設計一式、施工管理
- 企業サイト
- https://www.oono.gr.jp/
- https://www.facebook.com/oono.kensetsu
- https://www.instagram.com/official_oono_kensetsu/
- TSR企業コード
- 31-100545-4
