シビアな大規模
公共システムにも参画
弊社は主に公共、法人、金融という3つの領域でシステム開発に携わっています。特に公共事業は創業当初から注力している分野。1府12省庁のうち、11機関の業務に関わってきました。航空交通管制システムにおける空路設計や航空交通管理、シミュレータ開発、国税電子申告・納税システムにおける税務、財務会計、レガシーマイグレーションなどが実績として挙げられます。大規模な公共システムの仕事は非常にシビアです。法律が関係する業務なので、言葉の使い方だけでなく半角と全角のスペースに至るまで、厳しくチェックしなければなりません。「高度な信頼性を求められる国内外の社会基盤(パブリック&フィナンシャル)サービス領域において、専門性の高いIT技能集団による最新テクノロジーがお客様に新たな価値を提供し、未来を創造していく」というのが弊社の理念。これまで培った知見や経験を基に、より一層社会に貢献していきます。私たちがITビジネスをスタートさせたのはパソコン黎明期。全て0から作っていくため、ハンディキャップはありませんでした。その経験は私のビジネス観の原点。これからも、過去を気にせずに未来を考えて楽しく仕事をしていきたいと思っています。
すべてのチャンスに
手を挙げて欲しい
ITビジネスと聞くと「理系出身」、「技術が必要」と思うかも知れませんが、そんなことはありません。弊社社員のほとんどが文系出身ですし、未経験から始めた人も多くいます。なぜ、文系や未経験者の多い弊社が高度なIT技術を提供できるのか。それは社員を育成する土壌があるからです。弊社はIT関連の資格認定「CompTIA(コンプティア)」を導入しています。全社員の約半分がIT資格を取得。30代や入社5年目となると、過半数以上が何らかのIT資格を保持しています。2019年には港区に「芝御成門ITナレッジセンター」を開設。学習の場として、多くの社員が活用しています。また、エンジニアを志す育成にも積極的。IT資格受験料を買い取り各専門学校へ配布する、教育バウチャーに取り組んでいます。受験のチャンスを増やすことで教育を平等化し、未来のIT社会を担う人材をサポートする。これが弊社のSDGs活動の一つです。社員に求めるのは「一番を目指して手を挙げて欲しい」ということ。世界中で通用するように、先頭に立つ積極性を身に付けてもらいたい。弊社は、すべてのチャンスに手を挙げてチャレンジしていく人材を求めています。
社会的信用と資本充実
その先に創造するIT時代
女性の活躍推進にも力を入れています。IT技術は日進月歩。数年間、産休と育休でライフスタイルや働く環境が変われば、同じ業務の復職は難しいものです。弊社はまず、人事や経理、広報といったプロジェクトオフィスで再育成します。新たな職種を経験した後、本人の希望によってIT職に復帰するというプログラムです。IT人材に求められることは、時代とともに変わっていきます。今必要なのは「たくさんつくる力」。「なぜできるのか」という疑問を持たず、「こうすればできる」という経験値が大事です。時代の変化に合わせて、弊社もアップグレードします。2022年内の上場を目指しており、これまで以上に社会的信用を得て、資本を充実させていく所存です。いずれ、ITシステムというのは誰もが扱えるようになるでしょう。すべての人にフラットなIT時代。その社会基盤に貢献していくのが弊社の使命です。