三宅産業株式会社
- 建設
- 管、電気、水道、土木、建築、消防、リフォーム、太陽光工事、フロン回収・破壊・再生業、LPガス、メンテサービス
営業職/技術職
勤務先:本社(香川)
四国版2026(2025年2月発行)
「住環境」を礎に多角化を推進
150年の信頼と実績を未来へ

「住環境」を礎に多角化を推進
150年の信頼と実績を未来へ
三宅産業株式会社 代表取締役社長
三宅 慎二 氏
PROFILE
1963年6月3日生まれ。香川県出身。早稲田大学商学部を卒業後、LPガスや空調設備関連企業で経験を積み、1991年に家業である三宅産業に入社。自称「資格マニア」で、入社後はFP(ファイナンシャルプランナー)、宅建、太陽光アドバイザーなど30種類以上の資格を取得し、それらを新規事業の展開に活用してきた。2009年には代表取締役に就任。趣味は麻雀で、全国の学友と毎年集まり、卓を囲みながら近況報告や思い出話に花を咲かせるのが何よりの楽しみだという。
創業150年を誇る老舗企業
県内全域で多岐にわたる事業を展開
2017年には高松市にショールーム「M’s style(エムズスタイル)」をオープン。さらに、2020年には丸亀市にも拠点を設け、香川県全域を幅広くカバーできる体制を整えました。
2024年には香川県立アリーナ(あなぶきアリーナ香川)の衛生関連の給排水工事を担当するなど、大規模なプロジェクトへの参入も増えています。
「お客様第一主義」を経営の基盤に
時代に合わせた「斜行的多角化」経営
一般に企業の寿命は30年ともいわれる中、当社がこれまでサービス業として長く存続できたのは貴重なことです。石炭問屋から始まり、LPガス、太陽光発電など、お客様のニーズに応じた商品提案を行い、時代の流れに合わせて柔軟に変化を遂げてきた結果だと思います。今後も現事業の発展を維持すると同時に、新しい事業にも果敢に挑戦し、「斜行的多角化」を進めていかなければなりません。
一歩踏み込んだプロの提案力を発揮
多方面への取り組みで地域社会に貢献
特に太陽光発電設備は、長年の実績を持つ当社にとって、その提案力を最大限に活かせる分野です。建築業をはじめとする協力会社と連携し、業務用蓄電池と太陽光のセットプランなど、工場向けの新たなニーズを積極的に開拓していきたいと考えています。
また、少子高齢化社会の進展に伴い人口が減少する中で、今後は「空き家」を活用した不動産ビジネスも経営の柱の一つに育てていきたいです。空き家となってしまった古い家を、当社が長年に渡って磨き続けてきた施工力でオシャレな居住空間へと一新し、予算的に新築は難しいという若年層ユーザーをターゲットに提案していきたいと思っています。
さらに、持続可能な社会を目指してCO₂を排出しないクリーンエネルギーの普及や、フロンガスの分解・リサイクル、琴弾公園に松の苗木を植える地域活動、カンボジアやベトナムの学校・幼稚園に寄付を行うなど、環境保護と社会貢献への各種取り組みにも引き続き力を注いでいきたいです。
地域ごとの特色に対応した営業活動
付加価値の高いサービスの提供に注力
その一方で、高松支店では全く異なる環境に直面しており、競合が多いことや、後発企業で知名度がまだ十分ではないといった課題をクリアする必要があります。そのため、「デザイン性の高いリフォームをリーズナブルに提案する」というコンセプトを掲げ、付加価値の高いサービスの提供に力を入れています。インテリアコーディネーターを採用し、提案力を強化する一方、若手スタッフにはスピード感を持ちつつ、丁寧な対応を徹底する教育を行い、より高い満足度を追求しています。地道な営業活動は徐々に実を結び始めており、お客様からの問い合わせ・受注が着実に伸びてきています。
未来に生かす資格取得をバックアップ
社員の成長と働きやすい環境づくりを
当社はこれからも、地域や社会とともに歩み続けることで、新たな価値を提供し、さらに成長し続けていきます。
三宅産業株式会社
- 所在地
- 香川県観音寺市坂本町七丁目2番10号
- 電話番号
- 0875-25-4747
- 設立
- 1956(昭和31)年4月
- 従業員数
- 84名(男73名・女11名)
- 売上高
- 28億9,000万円(2024年3月期)
- 事業内容
- 管、電気、水道、土木、建築、消防、リフォーム、太陽光工事、フロン回収・破壊・再生業、LPガス、メンテサービス
- 企業サイト
- https://www.miyakesan.co.jp/