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株式会社丸太水産

製造

技術職

北海道版掲載 勤務先:北海道(茅部郡森町)

北海道に根差し、
世界のマーケットを切り開く

北海道に根差し、
世界のマーケットを切り開く

株式会社丸太水産 代表取締役

坂本 徳博

さかもと とくひろ

PROFILE

先代社長・坂本喜達氏の長男として、丸太水産創業家に生まれる。幼い頃より家業に携わり、大学卒業後に正式に入社。1995年頃取締役に就任。2015年10月、実父に代わって代表取締役社長に就任し、現在に至る。

細かな技術の積み重ねが
品質の大きな差を生む

当社は、北海道の中でも豊かな漁場として知られる噴火湾の水産資源を背景に1934年に創業し、1984年に2代目である私の父が法人化しました。当時からホタテの加工がメインで、私も小学生の頃から工場を手伝い、加工現場を肌で実感してきました。その中で学んだことは、何をさておいても「品質第一」です。
当社は、噴火湾から築地市場向けにボイルホタテを出荷したメーカーとしては2番目に早く、水揚げしたホタテをその日のうちに加工してパック詰めし、夕方に出荷して3日目の朝には築地に届くようにしていました。目利きに優れた市場関係者が納得する味や風味を保つためには、原料の品質はもちろん、ボイルの時間や冷やし込みなど、ひとつひとつの工程に高い技術が求められます。当社には、長年の経験から生み出された独自の技術と、細かなことにも手を抜かない誠実さがあります。その積み重ねが大きな差となり、市場での評価を高めてきたと考えています。

中国の禁輸問題があっても
ホタテ加工の将来が明るい理由

全国的に漁業の不振が叫ばれていますが、その中でもホタテの生産量は安定しています。主産地である噴火湾・青森県のむつ湾・オホーツク海沿岸のどこかで水揚げがあるほか、北海道全体の年間漁獲量の半分を占めるほど供給が豊富です。資源に計画性があり、安定して水揚げがあり、世界にマーケットがあるホタテ加工の未来は、むしろ明るいと言えます。
中国による日本産水産物の禁輸で噴火湾のホタテが行き場をなくしているとの報道もありましたが、当社はもともと中国向けの割合がそれほど大きくなかったため、大きな影響は免れました。中国向けは、貝殻が2枚ともついたまま冷凍した「両貝」の輸出が中心ですが、当社はホタテを加工し付加価値を付けて販売する経営方針のため、中国向け輸出に大きく依存していませんでした。
その代わり、北海道産ホタテの最大の消費国であるアメリカへの輸出拡大を視野に入れて2017年に新工場を建設し、2020年5月に対米HACCPの認定を取得しました。これ以降、アメリカを中心に海外向け輸出をどんどん伸ばしています。アメリカのホタテ貝柱消費量は日本の約2倍もあり、今後ますます日本産ホタテの需要が増えていくのは間違いありません。

水産加工を通して
社会の要請に応える

今後は、EU向け輸出も視野に入れています。EUは輸入品への安全基準がアメリカよりもさらに厳格で、輸出のハードルは高いです。アメリカに比べれば各国の人口も少なく、マーケットとしては規模が小さい反面、良い品を高く買ってくれます。5年以内には木造の工場を鉄筋に建て替え、EU向けの認証を取得する考えです。いずれは自社で漁船を持ち、水揚げから加工まで一貫して手掛けたいという夢もあります。全国的に漁業者が減少する中で、海外向けの厳格な基準にかなう原料を安定して確保するためには、漁業の担い手を増やすことも社会的な使命だと考えています。
今年で創業から90年、法人化から40年を迎えます。これからも長く続く企業であるためには、水産加工業もSDGs的な視点での経営が必要になるのは間違いありません。当社も5年ほど前から、環境への配慮や職場でのハラスメント防止など、各分野で具体的な目標を掲げ、MSCを取得するなど国内はもちろん海外からも評価される取り組みを目指しています。今はまだ、直接的な食の安全性や価格面に重きを置く消費者が多いと思いますが、いずれはSDGsにきちんと取り組んでいる企業の製品が選ばれる時代が来るはずです。先を見据えつつ足元をしっかり固め、やるべきことを着実にやることで地域社会と水産業界の未来を切り開いていきたいですね。

株式会社丸太水産

所在地
北海道茅部郡森町砂原西4-206-1
電話番号
01374-8-2120
設立
1984(昭和59)年8月
従業員数
66名
売上高
44億9,379万円(2023年7月期)
企業サイト
http://marutasuisan.com/
Facebook
https://www.facebook.com/marutasuisan/?locale=ja_JP
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