丸富士産業株式会社
- 製造
- クレーン部品、各種産業用機械部品製造
技術職
勤務先:香川(本社工場、春日工場)
四国版2026(2025年2月発行)
物づくりの高みを目指して邁進
常に先を行く唯一無二の企業へ

物づくりの高みを目指して邁進
常に先を行く唯一無二の企業へ
丸富士産業株式会社 代表取締役社長
雑賀 亮丞 氏
PROFILE
1982年5月18日生まれ。香川県出身。幼いころから祖父や父の働く姿を見て「自分が家の仕事を継ぐ」と思っていたそう。一時は飛行機のパイロットになりたいという夢を抱くも、跡取りとして期待を寄せる祖父を悲しませたくないとの思いから工業系の大学へ進学し家業に入る。2020年に代表取締役就任。趣味は家族サービスと映画鑑賞。また、好きな音楽を鳴らしながら愛車でドライブへと繰り出すのがストレス解消法なのだとか。
木工から始まった技術革新の歩み
一貫生産体制で高品質を追求
現在は主にクレーンをはじめとする産業機械の部品加工や省力機械の製作を手掛けており、材料の調達から加工・溶接、塗装、組み立て、検査、出荷まで、一貫して自社で完結させる体制を整えています。この一貫体制が、高品質かつ効率的な生産を実現する原動力となっています。
祖父や父の期待を一身に背負い
家業のさらなる飛躍に尽力
工場長時代には、新しい樹脂製品の製造に挑戦しました。クレーンの伸縮部分「ブーム」の形状変化に対応するため、木工用機械を改良し、樹脂製品を低コストで製造する手法を開発。この成果により、海外製品に押されていた樹脂部門の競争力を取り戻すきっかけを作りました。
創業から一貫して守り抜く
「NOと言わない」企業精神
現在では、10万点を超える多種多様な製品を生産しています。本社では中型の構造物を、春日工場では大型構造物と樹脂製品を主に製造しています。これらの施設は、それぞれの役割に特化しながらも連携し、一貫生産体制を支えています。
多様なニーズにも柔軟に対応できる
フレキシブルな生産体制が強み
さらに、機械加工ラインでは24時間自動運転が可能な設備を導入し、コスト削減を実現。また、最新のNC複合機やMC装置を駆使して、量産品から特注品まで多様なニーズに対応できる体制を構築しました。幅広い要望に対しフレキシブルに対応できる企業姿勢が、顧客からの信頼を高める一因となっているものと自負しています。
誰も打つことができない
圧倒的な「出る杭」を目指したい
あくなき探究心を胸に物づくりを追求
親子が一緒に働ける会社が理想
それを実現するためにも、当社は今後も唯一無二の「出る杭」となることを追求し、進化し続けなければなりません。私たちが求めているのは、未来に向けた挑戦を共にできる人です。ITを活用した物づくりの未来を一緒に切り開き、高みを目指してみたいという人には、ぜひ当社の門を叩いていただきたいですね。
丸富士産業株式会社
- 所在地
- 香川県高松市西植田町1292
- 電話番号
- 087-849-1222
- 設立
- 1970(昭和45)年2月
- 従業員数
- 102名
- 売上高
- 27億3,000万円(2023年12月期)
- 事業内容
- クレーン部品、各種産業用機械部品製造
- 企業サイト
- https://www.maru-fuji.co.jp