株式会社ラックテクノロジーズ【旧社名：ソフトウェアサービス】

弊社は株式会社ソフトウェアサービスとして1984年に創業し、金融業界を中心としたアプリケーション開発の分野で信頼と実績を積み重ねて参りました。「挑戦する技術で、人と未来を創る」をブランドコンセプトに、先進的な技術者集団であり続けることを何より重視。変化のめまぐるしい業界にあって、現状に安住するのではなく、刻々と変化するニーズに対応した新しい技術や知見を常に先回りして身につけることを皆が心がけています。
金融業界の基幹系システムでは30年以上のノウハウがありますが、そこから波及するかたちで官公庁や大手企業の基幹系システム、製造・流通・不動産業など各種業界のアプリ設計や開発、導入、保守などを手がけてきました。2006年からは日本のサイバーセキュリティ分野を先導する「LAC（ラック）」グループの一員となって協働を強め、2024年4月にはラックグループの事業再編に伴って「株式会社ラックテクノロジーズ」へと商号を改め、グループ内におけるSIS（システムインテグレーション）事業の戦略的機能子会社と位置づけられて新たなスタートを切り、さらなる飛躍を目指しております。

私はこの4月の代表取締役社長就任にあたり「＋One（プラスワン）」という標語を掲げました。これは、古巣の株式会社ラックで金融事業部長時代から唱えてきたこと。日進月歩のIT業界ではシステムやサービスが永遠のサイクルで進化し続けるので、個々の技術者も、会社全体としても、常に新たな技術をいち早く取り入れ、一歩先のサービスをお客様に提案するという思いが込められています。エンジニアたちが古巣と同じくこの標語に敏感に反応してくれることに、グループ内協働の成果を実感しています。
現に金融ソフトウェア開発でも、計画的に工程を進めていくウォーターフォール型から、スピードを重視して機敏に対応するアジャイル型へとトレンドがシフト。ますます多様化する市場のニーズに対応して短納期で、連日デイリースクラムを重ねながら開発するような案件が増えてきています。そうした顧客の要望にも柔軟に対応できるフットワークの軽さも、弊社の強みとするところです。客先に常駐する場合にも必ずチームでの常駐とするなど社員の働きやすさを第一に、それがひいては顧客満足につながると考えております。

システム開発はチーム作業であり、言葉を交わしてメンバーの人柄を知っておくことが極めて重要。ところがコロナ禍でテレワークや社外を含めてのWeb会議の比重が高まり、顔しか映らない相手の性格や、必ずしも明確には言語化されない思いを汲み取ることの困難を痛感しました。それもあって、社内コミュニケーションを重視しています。弊社には古くから経営陣が積極的に社員に声をかけて思いを共有する伝統があります。毎月開催する全体会議で社員の半分強がオフィスに集まるのも貴重な情報交換の機会になっています。
客先に常駐しているスタッフを訪ねてランチミーティングをしたり、リモートワークの人に昼から出てきてもらって対面で話をしたりもしています。よい仕事はオフの充実があってこそという考えから、有休取得の声がけも徹底。クラブ活動も運動系のみならず軽音楽、料理、街ブラなど13ほどある充実ぶり。仕事を離れての交流がチーム力の向上につながっています。そうした成果で離職率は5％以下と低くなっています。人を大切にする会社で最先端の技術にチャレンジしたい。そんな方々をお待ちしています。