株式会社光明製作所
- 製造
- 給水器具製造販売、水道仮設配管資材レンタル
関西版2026(2024年12月発行)
人々の暮らしを支える水の
安定供給で社会に貢献

人々の暮らしを支える水の
安定供給で社会に貢献
株式会社光明製作所 代表取締役
金村 哲志 氏
PROFILE
1984(昭和59)年生まれ。コロラド大学ボルダー校ビジネス学部卒業。2008(平成20)年みずほ証券に入社し、3年後に退社。光明製作所に入社し、生産改革を推進する。2021(令和3)年父の跡を継ぎ、3代目代表取締役社長に就任。趣味はラグビー観戦と寺社仏閣めぐり。社内の防災教育にも注力している。
水道水の安定供給と災害時の
水道復旧を担うメーカー
現在、当社は大阪市や奈良市など、全国約50の自治体と災害協定を締結し、災害発生時のライフラインの復旧要請に応えています。社内の防災意識も年々高まっており、災害用の備蓄資材を迅速に運搬するために人材やルートをどう確保するかを日頃からシミュレーションしています。2024(令和6)年の南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)発表時は、お盆休みの期間であったため、速やかに休暇中の主要社員の行動計画表を作成し、自治体の応援要請に対応する連絡網を整えました。幸運なことに出動の機会はありませんでしたが、自主的に動いてくれる社員に頼もしさを覚えた出来事でした。
社会課題の解決を目指し
IoT製品の開発を進める
現在、当社では、少子化に伴う労働力不足という社会課題を解決すべく、IoT搭載のバルブの開発を進めています。その活用範囲は広く、実現すれば現地への出向が不可欠な水道の開閉栓や漏水作業が遠隔で行えるようになります。コスト面での課題は残っていますが、実証実験が進行中で数年後の実用化を目指し、尽力しています。
自身の枠にとらわれず
仲間に手を差し伸べる
暮らしの根幹を支える当社の業務は、持続性が高く、企業としても安定していると同時に、重責を担い、災害対応で緊張感を覚える機会が多々あります。私が理想とするのは、自律心を持ち、主体的に物事を捉え、自ら精力的に行動できる人です。インフラに携わるメーカーとしての使命を理解し、社会貢献につながる仕事に前向きな方は、ぜひ当社に話を聞きに来てください。
株式会社光明製作所
- 所在地
- 大阪府和泉市テクノステージ1-4-20
- 設立
- 1947(昭和22)年12月
- 従業員数
- 120名
- 売上高
- 30億円(2023年12月期)
- 事業内容
- 給水器具製造販売、水道仮設配管資材レンタル
- 企業サイト
- https://www.komei-ss.co.jp/