株式会社遠山鐵工所
- 製造・販売(卸)
- 鋳鉄管製造販売
営業職/技術職
勤務先:東京、埼玉
関東版2026(2024年11月発行)
日本の水道インフラを支える
伝統のオンリーワン企業。

日本の水道インフラを支える
伝統のオンリーワン企業。
株式会社遠山鐵工所 代表取締役
遠山 善彦
とおやま よしひこ
PROFILE
1977年9月生まれ。学生時代から現場に入り、入社後は製造、営業、管理、総務など、すべての部門を経験。専務取締役を経て、2014年に4代目の代表取締役に就任。様々な改革に着手しながら、次の時代への技術継承に邁進している。
90年以上にわたり
日本の水道インフラを支える
日本の水道インフラの需要は、戦後の混乱期を経て高度経済成長期に向かう中で一気に高まりました。とくに人口増加が顕著だった都市部では、より大量の水道水を生活の場に届ける必要があり、口径の大きな水道管が不可欠となります。さらに、複雑な都市の構造に応じて水道管を張り巡らすためには、管路を分岐させたり曲げたりする柔軟性が求められます。この大口径の異形管や規格外の特殊な形状の異形管の供給で大きな役割を果たしてきたのが弊社。高度な技術力で日本の水道インフラの構築に多大な貢献を果たしてきました。また、豪雨時に洪水被害を防止するために、水位の高い河川の水を強制的に別の河川へ排出する排水機場で使用される異形管でも弊社の製品が活躍。北海道から沖縄まで、幅広い地域で洪水被害防止に尽力しています。
使命感の大きさが
社員一人一人のやりがい
私たちの貢献領域もまた利水と治水の両面。とくに昨今のゲリラ豪雨や線状降水帯によって一時的に排水しなければならない水量が激増しています。老朽化している設備も多く、それらの保守・更新も重要な仕事です。その使命感の大きさこそ、社員一人ひとりのやりがいにつながっています。
一方、会社としての使命は、長い歴史の中で培ってきた高度な技術をいかに継承していくか。異形管に関して口径が大きくなるほど、規格外の角度になるほど、弊社以外造れる会社がなくなる。あまりにニッチな市場ゆえに新規参入企業もありません。もはや高度な技能・技術を次世代に継承していくのは私たちしかいない。「水」というかけがえのない生活インフラを未来へとつなぐ。その重さを日々噛み締めながら、邁進しています。
創立90周年イベントで
90km先をみんなでハイキング
昨年は創業90年ということで、会社を拠点に90km先の地点にバスで旅をしようという企画を実行しました。90年という時間軸を道のりに例えて、みんなで共有しようという試みです。90km地点は神奈川県の秦野近辺で、そこから次の10年への思いを一つにみんなでハイキングをしました。その後、横浜でパーティ。100年企業へ向けて、新たな一歩をみんなで踏み出すことができました。
社員同士がそれぞれの成長をサポートする伝統的な風土がある。
株式会社遠山鐵工所
- 会社名カナ
- トオヤマテッコウショ
- 所在地
- 〒346-0101
埼玉県久喜市菖蒲町昭和沼18番地(久喜菖蒲工業団地内) - 電話番号
- 0480-85-2111
- 創業
- 1933(昭和08)年7月
- 従業員数
- 108名
- 売上高
- 26億3,600万円(2023年10月期)
- 事業内容
- 鋳鉄管製造販売
- 企業サイト
- https://www.kk-tohyama.co.jp
- Youtube
- https://youtu.be/Lg0kn29-ZvY
- Youtube
- https://youtu.be/lEM_lM9W15Q
- TSR企業コード
- 31-000784-4