菊池建設株式会社

弊社は1970年の創業以来、地元である西東京を中心に関東一円に商圏を広げ、幾多の時代を越えて安定成長を継続してきました。その原動力となったのは、いち早く鉄骨・鉄筋コンクリートによる建築を手掛け、幅広い領域に対応したこと。ビル・マンションの設計・施工、教育施設の建設工事、医療施設の新築工事をはじめ、店舗・オフィス、一般住宅、耐震・改修、道路・整備・外構など、多種多様な実績を築き上げてきました。中でも世界的なスポーツイベントの舞台となったホッケー競技場、夏目漱石生誕150周年に合わせて建築した「漱石山房」、先進的なデザインの教育施設、ひばりヶ丘駅のシンボルとなっている駅ビルなど、人々の耳目を集めたプロジェクトも多数。それらは弊社のブランドイメージ確立の礎となっています。
また、テレビCMで企業広告を展開するなど、知名度の向上を図ってきました。会社の思いや強みを効果的に表現した映像は、テレビCMだけでなく自社サイトやYouTubeに流すなど戦略的な広報活動を展開。おかげさまで、多くの学生さんとその親御さんに菊池建設の存在を知っていただくことができました。

物価高が世の中の耳目を集めています。建設業界も言うに及ばず原材料の急騰が続いています。そんな中、弊社では来年より新卒の現場監督の大卒初任給を30万円に引き上げます。さらに自宅を離れて一人暮らしをする方には住宅手当として２万円支給。これに伴い、その他の社員の給与も上げていくことになるでしょう。なぜ、こうした思い切った手を打つのか。それは、良い人材を採用すれば会社が成長するということを過去の経験から知っているからです。人材採用は、未来への投資です。新たに入社してくれる人材は、まさに次の菊池建設の未来をつくる人なのです。採用だけでなく、当然育成にも力を注いでいます。様々な研修の中でも、各部署のリーダーが若手社員に直接研修を行う「匠育成プロジェクト」は、大きな成果を上げています。講師役を担う各部署長が自らテーマを決めて研修をプロデュース。教えを受ける若手はもちろん、教える側にとっても確かな学びを得られています。

弊社では、会社全体の一体感を重要視しています。一人ひとりの技術力と人間性が組織としての強さを醸成すると考えているからです。そのため、社員旅行などの社内イベントをとても大切にしています。温泉地に宿泊して大宴会を開催するのが恒例。今年は金沢に行ってきました。宴会の時は、役員をバラバラの席に配置し、社員も仲の良い者同士で固まらないようこちらが席を決めます。あえて隣に誰が座るかわからない状況にする。普段、顔を合わせることのない人と親睦を深め一体感を醸成する工夫です。採用の際も社員旅行に積極的に参加してくれる方を優先しています。
DX（デジタルトランスフォーメーション）にいち早く取り組んできたのも弊社の特長の一つ。2014年に導入した電子承認システム、2015年に導入した社内コミュニケーションツールはすっかり定着。近年では建設現場における施工管理業務をサポートしてくれるクラウドサービスを入れました。日々の作業間連絡調整や入退室管理、安全書類の作成など建設現場に不可欠な作業をオールインワンで網羅したサービスです。クラウドなのでいつでもどこでも利用でき、作業負担の大幅な軽減を実現しました。DXの推進により現場の働き方改革にも取り組む弊社。今、新しい時代を共に駆け抜ける若い力を広く求めています。