柏建設株式会社

弊社は、栃木県宇都宮市を中心に、水道本管の布設工事や、新しい管との入れ替え工事、外部配管工事などを行う会社です。水道工事会社は県内に何百社とありますが、弊社のように水道本管工事を専門に扱う会社は多くありません。重機を使って道路を深く掘り、大きな管を埋める工事は、専門知識が必要な上に屋外の工事になるため天候にも大きく左右され難しいからです。こうした大規模工事を、正確に、丁寧に、高クオリティで仕上げることができる、というのが弊社のいちばんの強みです。
難度が高いということは、それだけ面白みとやりがいのある仕事だということにもなります。弊社の仕事は管と管をつなぐ、という単純なものではありません。地中には下水管やガスの配管、電話線などさまざまな埋設物があり、掘ってみたら地盤が弱かったなど、予期せぬことが現場で次々起こります。だからこそ、それまで自分が培ってきた技術や経験といった、持てる力のすべてを動員して工事をやりとげ、蛇口からきれいな水が出てきたときには、非常に大きな達成感を感じるものであり、さらに、自身で布設した水道管が地域の方々の役に立っていると実感することができ、強い誇りも感じています。

長く事業を営むうえで大切なことは、人の役に立つ仕事、人に必要とされる会社でなければ生き残れないと思っています。では、弊社に何ができるのか。それを考えてきたなかで、令和6年能登半島地震は大きな契機となりました。弊社は私と社員4人と共に1週間、能登の災害復旧に赴きました。現地の状況はかなり厳しいものでしたが、最終日の撤収時間ギリギリまでかかってやっと担当地域の工事が終わったとき、沢山の方々から「ありがとう！」という心からの言葉をかけていただいたのです。それが、社会貢献の重要性を改めて心に刻んだ瞬間です。
弊社の経営方針は私たちの仕事に関わるすべての人に社業を通じて貢献する事ですが、私は将来、世界中の水道を必要とする国へ行き、私たちの手で安全な水を届けたいと考えています。そのためには、もっと会社の規模を広げ、海外で活動できる体制を整える必要があるのです。

会社を成長させる上で最も大切なのは人です。社員には、技術の習得以上に人間として成長してほしいと考えています。そのために、月に複数回の自己啓発セミナーや、資産や金融について学ぶ勉強会、心と体のケアの講習会など、さまざまなワークショップを行っています。日進月歩の最新技術に対応し、安全で高品質な施工を追求するためにも常に学ぼうとする姿勢を育むことに重点を置いています。また、1人のミスをそこで終わらせず、全社員でその内容を共有し、自分の経験とし「学ぶこと」も大切にしています。
いい人材を迎え、さらに会社を成長させるためには、まずトップに立つ私自身がいちばんに成長する必要があります。そして社員にも一流を目指して欲しいです。一流を常に考え、一流を振る舞い、一流を提供し、一流を育てる。この経営ビジョンを基に、全社員で取り組んでいます。
人を救うためには力が必要です。設立10年の若い会社ですが、本気で世界貢献を目指しています。そのためには、しっかり学び、夢を鮮やかに描き、実現できる会社を一緒に作っていきたい。そう思ってくださる方の応募を心からお待ちしています。