株式会社カンキョーワークス
- サービス
- 産業廃棄物収集運搬及び中間処分場
営業職/事務職/その他
勤務先:神奈川
関東版2026(2024年11月発行)
業界の常識にはまらない
社内改革で成長を続ける

業界の常識にはまらない
社内改革で成長を続ける
株式会社カンキョーワークス 代表取締役社長
野沢 明弘
のざわ あきひろ
PROFILE
1985年生まれ。神奈川県出身。大学卒業後、不動産会社に入社するもすぐに廃棄物処理会社に転職し、10年ほど営業職として勤務。業界のいろはを学び、2020年に(株)カンキョーワークスに役員として入社、同年11月より現職。趣味はサッカーや野球などのスポーツ観戦。
取引先はすべての業界
個人の回収依頼にも対応
対応エリアは関東1都6県ですが、お取引をしているのは9割以上が神奈川と東京の企業です。割合として大きいのは、学校、病院、行政施設などの人が集まる場所、製造業などの企業様となりますが、弊社のターゲットは廃棄物が出る場所、つまり全業種が対象です。お付き合いのない業界がないぐらい、幅広くお取引をさせていただいています。
また、横浜市内限定で粗大ごみの回収や遺品整理など個人のお客様のご依頼にも対応しています。残しておくものと手放すものをきちんと分別し、さらに使えるものは買い取らせていただくリユースサービスも好評です。地域の高齢化や人手不足に伴い、ここ数年は個人のご依頼が増加傾向にあるため、弊社としても今後より力を入れて取り組んでいく所存です。
働き方や待遇を改善
大胆な社内改革を実施
まずは、働きやすい環境・制度の整備です。「子どもの送り迎えの時間に合わせたい」、「家族の介護で家を長く空けられない」など、従業員それぞれの都合に合わせて、勤務時間や日数を選択できるようにしました。待遇面も見直し、賞与を年2回から3回にアップ、また物価高に合わせて年2回の昇給制度も導入しています。従業員からは「働きやすくなった」「生活水準が上がった」と好評です。
この業界では珍しく、業務のDX化も積極的に推進しています。廃棄物を受け付ける際、計量して伝票処理を行いますが、その都度データを手入力し、複数枚の書類をやり取りするなど煩雑な作業が常態化していました。データの入力作業を自動化することで、紙の書類や伝票の大幅削減に成功。無人受付の対応も可能になりました。もともとはコロナ禍をきっかけに導入したシステムでしたが、現在も業務効率化や生産性向上に役立っています。
社会貢献度の高い仕事に
やりがいを感じる
私がこの業界で働き始めたころ、廃棄物処理の仕事に対して「汚い」というマイナスイメージを持っていました。しかし、個人・法人を問わず、生活をしていればごみは必ず出るものです。私たちの仕事は常に社会の基盤に密着しており、清潔な暮らしを守り、大切な資源をリサイクルし、世の中に還元しています。社会的貢献の大きさや、何よりお客様から感謝される仕事だと実感し、今では非常にやりがいを感じています。
弊社ではこれまでの業界の常識を見直し、今の時代に合うようシフトチェンジしてまいりました。これからも基本に忠実に、かつ常識にとらわれず、変化を恐れない会社であり続けたいと思います。
横浜市旭区内に、廃棄物の中間処理場と積替・保管場を構える。
株式会社カンキョーワークス
- 会社名カナ
- カンキョーワークス
- 所在地
- 〒241-0802
神奈川県横浜市旭区上川井町2444 - 電話番号
- 045-920-0233
- 設立
- 1983(昭和58)年11月
- 従業員数
- 39名
- 売上高
- 8億9,383万円(2023年10月期)(連結)
- 事業内容
- 産業廃棄物収集運搬及び中間処分場
- 企業サイト
- https://www.kankyoworks.com
- TSR企業コード
- 35-063037-2