道東初 環境計量証明を発行自然・社会環境をコンサルティング
当社は1972年に、祖父の濱口龍司によって創業。当時は、高度経済成長と公害が激化し、公害対策が急務でした。そこで創業者は、道東地域で公的機関や企業から依頼を受けて、排水や煤煙等の法定分析を行う、道東初の環境計量証明事業所として「(株)公害防止技術センター」の名称で設立。現在は、公害分析をはじめ国立公園等による動植物調査やアセス等の自然・社会環境から社会資本整備に伴う地質・測量・土木設計に至るまで、幅広い環境関連の調査分析・総合コンサルティング・環境教育に取り組んでいます。近年は、インフラの建設工事や維持管理に伴う土木系コンサル、地質調査や建築物の解体等に関わるアスベスト分析や土壌汚染分析などの需要が増加。道東を主としながら北海道内に6カ所の拠点を展開し、全道各地の官公庁をはじめ民間企業より多くの受注と表彰実績を持っています。
2024年4月始動!全社で環境DXに取り組みます
技術の革新にも積極的に取り組んでおり、2018年頃からは測量用ドローンを取り入れたICT測量に着手。3次元測定や3Dレーザースキャナー測量、またエゾシカやヒグマの生態をドローンにより調査するなど積極的にICT技術を駆使しています。有資格者の採用や育成にも力を入れつつ、大学や教育・研究機関との連携も図ってきました。そして、「ひとは財産」を念頭に取り組んできたのが自社の職員への貢献です。先ずは9つの部門の部長をすべて40代に若返らせ、意思疎通と決定スピードを高めました。同時に、評価制度、給与・勤務体系、福利厚生などを刷新。頑張りが評価されて給与に還元される仕組みや、役職は役割であって上下関係ではないこと、評価は社歴や性別に左右されないなどを徹底的に浸透させてきました。今では、皆が自らの役割を理解し、目的・目標に向かって挑戦することで評価をあげるというサイクルが進んでいます。2024年4月からは、これまで各部門で進めてきたIT化の取り組み一つひとつを体系化して自社の強みに変えるためにDXを全社横断的に進める「環境DX(仮称)」を開始する予定です。
世界的な自然環境を有する「ひがし北海道」日本で自然環境の保全を学ぶ最高峰
ひがし北海道はラムサール条約の国内第1号の登録湿地である釧路湿原国立公園をはじめ、阿寒摩周国立公園、厚岸霧多布昆布森国定公園、世界自然遺産である知床国立公園など世界的にも学術的価値の高い生態系を誇ります。当社は古くから地元企業として、誇りある大自然と向き合いつづけ、豊富なデータの蓄積のもと、自然環境の利用と保全の両輪を担っています。当社が調査と並行して重要なミッションして捉えているのは子どもたちへの環境教育です。自然環境を守る仕事を実感してもらうキャリア教育を行い、自らが住む地域へのシビックプライドの醸成から、大自然が織りなす貴重な生態系の保全を未来につなげることも当社の重要な使命です。経済活動の視点は大都市圏に向きがちな今、環境分野の活動は「ひがし北海道」が国内において最もアドバンテージがあり、やりがいに溢れていると伝えています。変化する社会背景に対応し、技術力をもって、いかに地域と多くの人に貢献してゆけるかが当社のマインドです。SDGs宣言をカタチにしながら、使命感とやりがい溢れる職場づくりに取り組む当社では、あなた自身のキャリアを築き、成長できるステージがあります。私たちとともに活動する情熱ある若い力を求めています。環境・土木分野はまさに「これからの仕事」です。