池下産業株式会社
- 製造・サービス
営業職/総合職/技術職/事務職/その他
北海道版掲載 勤務先:北海道
不可能を可能にする冷凍技術で
漁業界の未来を切り拓く
不可能を可能にする冷凍技術で
漁業界の未来を切り拓く
池下産業株式会社 代表取締役社長
池下 藤一郎 氏
いけした とういちろう
PROFILE
広尾町出身。帯広北高、帝京大学ではプロを目指し、サッカーに取り組む。卒業後、2005年4月に家業の池下産業株式会社に入社。2006年9月に常務取締役に就任し、2011年10月に代表取締役に就任。趣味はサッカー、サーフィンなど。
漁師と海に寄り添い
漁業界に新たな価値を
文字通り「鰯(イワシ)」は弱い魚で鮮度が落ちやすく、水揚げ後24時間が限度とされるほか、鮮度が落ちると青魚特有の生臭さで苦手な人も多いんです。そこで私たちは、品質保持を最優先に考え、マイナス110℃の超低温で窒素冷凍する技術を採用。さらに、鮮度管理を徹底するために、海水ではなく真水に塩を混ぜた人工海水を使用するなど、思い切った設備投資で加工工程にもこだわりました。
同時に漁師さんたちにも協力を仰ぎました。結果、高品質の加工品に重要な漁獲直後の魚の保管方法などを直接漁船側に依頼できる関係構築を果たします。思い返せば、最初は「イワシは高くは売れない」と揶揄されました。しかし、漁師さんたちの協力と独自の加工技術により、今では、漁業界における革命(Revolution)とも言われるまでに……。そうして、この思いを込めて、独自商品「大トロいわし」のプレミアム冷凍ブランド「Revo Fish(レボフィッシュ)」を2017年に立ち上げたんです。これは、事業を通じて漁業界に新たな価値を提供し、社会に貢献していくことを目指す意味も込めています。
海のエコマークMSC認証
十勝初のSDGs達成へ
北海道の南端から
年間1万トンを輸出
池下産業株式会社
- 所在地
- 北海道広尾郡広尾町茂寄936-1
- 電話番号
- 01558-2-5471
- 設立
- 1983(昭和58)年8月
- 従業員数
- 40名
- 売上高
- 83億7,011万円(2023年5月期)
- 企業サイト
- https://www.ikeshita-sangyo.co.jp/