株式会社北海道丸和ロジスティクス
- 運輸
北海道版2026(2025年4月発行)
人財を育み、未来へ繋ぐ
「桃太郎文化」が拓く物流

人財を育み、未来へ繋ぐ
「桃太郎文化」が拓く物流
株式会社北海道丸和ロジスティクス 代表取締役社長
遠藤 和博 氏
えんどう かずひろ
PROFILE
2004年4月に取締役に就任。2005年10月に取締役営業統括本部長に就任。2008年6月に代表取締役社長に就任し、今日に至る。
「報恩感謝」の心と
「桃太郎文化」を第一に
お客様には人財教育にも投資していることをご理解いただきつつ、我々も料金に見合ったサービス提供が今後さらに重要になってきます。
価値の創造で顧客満足と
働きやすさを両立
上昇志向の強い社員も多く、社内制度を積極的に利用してライセンス取得を進めています。社員も給与面でインセンティブが付きますし、これが後輩への良い刺激となって、好循環へと繋がっています。
また新たにカウンセラーの資格を持つ工業高校の教員経験者を採用しました。その社員には「入社後1年間はとにかく、現場の人の話を聞いてあげてほしい」とオーダーしました。若手社員はもとより、幹部からもヒアリングをすることで、改めて組織の形をしっかりと組み立てたいと考えたからです。
さらには電気工事士取得のための教育を、社内で行うことができるようになったのも良い点です。北海道でもエアコンの導入が増えていますが、当社では家電設置・工事において、量販店や通販で購入された商品を配達する際にドライバーが設置、取り扱い説明まで行えるため、資格を持つ社員を増やすことは大きな強みになります。こうして価格競争に流されず、お客様に価値を提供できる仕事を確保することができるのです。
企業や自治体との連携で
災害時も物流を止めない
会社の永続的な発展、社会貢献の継続には、業界全体の成長が欠かせません。中小の運送事業者のネットワークであるAZ-COMネットという組織には、2025年2月末現在で約2,700社が所属し、協力会社が安定して働けるよう努めています。団体となることで、トラックや燃料といった運送業に必要不可欠な物品をまとめて安く仕入れられるほか、資金面では当社からの支払いサイクルを短縮するなど、パートナー企業のより良い環境を支援し、将来的な人財確保の努力を続けています。今後も2028年3月期までに100億円企業を目指し、「お客様第一義」で突き進んでいきます。
▼社員が積極的に資格取得できる環境を整えることで、会社と社員、お客様全方位の利益追求を目指します。
株式会社北海道丸和ロジスティクス
- 所在地
- 〒061-3244
北海道石狩市新港南2-718-2 - 電話番号
- 0133-64-7981
- 設立
- 1972(昭和47)年10月
- 従業員数
- 344名(2024年3月現在)
- 売上高
- 41億9,600万円(2024年3月期)
- 企業サイト
- https://hokkaidomaruwa.co.jp