株式会社桧山電気工業
- 建設
技術職
勤務先:北海道(厚沢部町、福島町、北斗市)
北海道版2026(2025年4月発行)
イメージアップを図り
若手が”働きたい”仕事に

イメージアップを図り
若手が”働きたい”仕事に
株式会社桧山電気工業 代表取締役
国仙 勝彦 氏
こくせん かつひこ
PROFILE
1956年生まれ、檜山郡江差町出身。1982年入社。1995年5月取締役に就任。2010年に代表取締役社長に就任。2017年、風力発電の運営を目的に設立された(株)ウインドケイエナジーの代表取締役社長を兼務。
高所作業車を一新し
やる気を引き上げる
2010年に3代目に就任した直後は先代社長のやり方を継続し、その後は私独自の考え方で進めて参りました。私の座右の銘は「因果倶時」で、原因と結果は一致する、つまり毎日積む原因が未来を作るということです。そこで、今後の人材確保のために、まず最初に高所作業車の一新を図りました。
外線工事というのは、公道や一般家庭の目の前で作業をします。一日中きれいな車両が何台も並んで作業する様子は見る人に訴える力がありますよね。新車に変えることで作業効率も上がり、社員のモチベーションもアップして表情も変わる。そうすると周りからも、かっこいい仕事だと思ってもらえるようになります。それが会社のアピールに繋がり、選んでもらえる職業になるのです。加えて、何年も前から地元の夏祭りで高所作業車の試乗体験をしてきましたが、当時試乗した小学生が「電気屋さんがかっこいい」といって、今年入社しました。
社員の平均年齢は33歳。業界内でも若い方だと思います。若手は多少やんちゃで負けず嫌いぐらいが、自分を高めていくにはちょうどいい。みんな仲もいいですし、明るくクリーンでチームワークのいい職場だと思います。
技術と知識向上のため、
資格取得を手厚くサポート
もちろん頑張るだけでなく、遊ぶ時は遊ぶというメリハリも大事にしています。地域のお祭りや社員旅行、忘年会では、私も社員と一緒になって遊びます。それがコミュニケーションです。移転に伴い建設中の新北斗営業所の上棟式では餅まきもして盛り上がりました。若い社員にとっては新鮮な経験だったようです。
各営業所の底上げをし
地域No.1を目指す
いずれ北斗営業所も収益の柱になれるように安定させるのが、私の最後の仕事だと思っています。一朝一夕にはいきませんが「因果倶時」を胸に刻み、日々の業務に取り組んでいきます。
▼高所作業車による電気工事の様子。地域のお祭りで行う試乗体験は子供から大人まで人気
株式会社桧山電気工業
- 所在地
- 〒043-1118
北海道檜山郡厚沢部町字富栄611-4 - 電話番号
- 0139-64-3331
- 設立
- 1968(昭和43)年3月
- 従業員数
- 49名
- 売上高
- 6億5,076万円(2024年4月期)
- 企業サイト
- https://www.hiyama-denki.co.jp/