ハラダ工業株式会社
- 製造・建設
技術職/その他
勤務先:北海道(留萌・札幌)
北海道版2026(2025年4月発行)
社会の安全を守りながら
持続可能な会社経営を目指す

社会の安全を守りながら
持続可能な会社経営を目指す
ハラダ工業株式会社 代表取締役
藤野 徹弥 氏
ふじの てつや
PROFILE
2004年アデコ(株)に入社。2012年産業能率大学大学院を修了。2013年ハラダ工業(株)に入社。2014年4月、同社代表取締役に就任。現在、ハラダ産業(株)、ハラダ興産(株)、(株)HKホールディングスの代表取締役を兼務し、(一社)北海道火薬類保安協会会長、北海道国有林採石協会会長、(一社)日本砕石協会北海道地方本部副本部長のほか、2024年より(一社)日本砕石協会の理事も務める。
建設業と砕石業で
人々の暮らしを守る
事業の柱の1つである建設業では、道路整備や河川改修、港湾整備といった人々の暮らしの中で必要とされるインフラや、大規模施設の建設などを手がけています。また、災害時に自衛隊や警察、消防が現場に辿り着けるように道を開いたり、迅速な復旧のためのサポートを行うことも私たちの重要な役割です。
もう1つの柱である砕石業は、それ自体は目立たない存在ですが、あらゆる土木・建築物の基礎部分や体育施設におけるグラウンド用の砂など幅広い分野でニーズがあり、建設業にとっては必要不可欠な資材だと言えるでしょう。私の祖父や叔父は北海道の砕石業界でトップを務めた経験を持ち、私も現在いくつかの役職についています。そういった経緯もあり、砕石製品の品質管理と安定供給に努めるとともに、砕石事業の地位向上や適切な価格転嫁を進めることを自身の役目と捉え、ライフワークにしています。
社員がイキイキと楽しく
輝ける職場づくりを
また、組織の成長には社員のスキルアップやモチベーション維持も欠かせないことから、当社では資格支援制度を導入するほか、人材確保のために専門学校での学びをバックアップする奨学生制度も設けています。おかげさまで離職率は低水準をキープ。近年は新入社員に加え、少しずつ優れた人材も中途で加わっています。
社員同士は仲が良く、職場も明るく和やかで、いい意味で“ゆるい”社風が特長です。昨年は20代の社員たちが自発的にバーチャルの部署として”インスタ部”を作り、北海道情報大学の学生の協力を得て配信を始めました。外部への動画配信に関しては多少の社内ガイドラインはありますが、基本的には社員に任せています。事業内容や会社の雰囲気、周辺情報などを紹介した動画はフォロワー数も順調に伸びているようです。配信の様子を見ていると楽しそうですし、何よりも”会社のため”という姿勢が嬉しく、頼もしいですね。
地域の守り手として
成長を続けていく
▼若いスタッフも多く、和やかな雰囲気の札幌本部。図面や書類作成など、留萌本社の業務をリモートワークでサポートしている
ハラダ工業株式会社
- 所在地
- 〒077-0007
北海道留萌市栄町2-7-31 - 電話番号
- 0164-42-2525
- 設立
- 1954(昭和29)年8月
- 従業員数
- 84名
- 売上高
- 28億4,017万円(2024年3月期)
- 企業サイト
- http://haradakk.co.jp
- https://www.facebook.com/haradakk/
- https://www.instagram.com/hk_s29official/


