A Level バッジ

信用調査のプロ・東京商工リサーチが厳選した
Aレベルの企業&求人を選べるサイト【エラベル】

函館どつく株式会社

製造・建設
船舶の建造、修理、改造、及び艦艇の修理、改造。橋梁の製作、架設。各種産業機械、鋼構造物の製作、据付。

その他

勤務先:北海道

北海道版2027(2026年4月発行)

函館から世界へ、
物流を支える「鉄の意志」

函館から世界へ、
物流を支える「鉄の意志」

函館どつく株式会社 代表取締役社長

服部 誠

はっとり まこと

PROFILE

佐賀市出身。昭和44年生まれ。平成5年、名村造船所に入社。船舶海洋事業部製造本部艤装部長を経て、平成30年に函館どつく株式会社に出向。新造船事業本部長兼函館造船所長などを経て、令和5年6月から現職。

「新造」と「修繕」の
両輪が生む独自の強み

当社の事業は、貨物船をつくる「新造船」事業と、傷んだ船を直す「修繕」事業の二本柱です。東北以北で最大のドックを持ち、特に大湊を拠点とする自衛隊の艦艇の修繕を一手に引き受けています。
修繕と聞くと事故対応のイメージが強いかもしれませんが、船も車と同じく年検や定期検査があり、船は定期的に入ってきます。ただ、もし船体に大きな損傷があった場合、それを直すには船を一から造る技術、つまり「新造船」のノウハウが不可欠です。ですから、新造と修繕の両輪を回していることが、他社には簡単に代替できない当社の強みです。北海道と本州を結ぶフェリーやRORO船、自衛隊の艦艇など、北日本の物流と安全を支える船が当社のドックで整備されており、近年は稼働率も非常に高い状態が続いています。

世界で選ばれる
「4万トン型」の戦略

新造船では、当社の設備のスケールに最適な「4万トン型ばら積み貨物船」に特化しています。貨物船の中では決して大型ではありませんが、あえてこのサイズに集中することで、燃費性能や積載効率を突き詰め、他社よりも性能が良いという評価をいただいています。特に私たちの船は、水深の浅い港にも入って行けるよう「喫水(きっすい=海面より下に沈んでいる部分)」を浅くしており、これが大きな競争力になっています。船は一見すると古い産業に見えるかもしれませんが、常に進化が求められる世界です。時代のニーズを汲み取らなければすぐに淘汰されます。その中で技術で勝負できる船を造っています。

海洋国・日本の生命線を
支える誇り

日本は、資源のない島国です。国内の需要だけで経済を回すには限界があります。輸入した資源を加工して輸出し、外貨を稼ぐ。このサイクルが日本経済の生命線であり、その物流の9割以上を船が担っています。最近はトラック輸送からのモーダルシフトや、環境への配慮から、船の重要性はますます高まっています。世界経済が成長し、人々が文明的な生活を続ける限り、船の需要がなくなることはありません。私たちは、日本の、そして世界のインフラを支えているという強い自負を持っています。

人を育て、安心して長く働ける
職場づくりを大切にしています

新入社員にはまず半年間の集合教育を行い、溶接やガス切断などの資格を取得しながら基礎を身につけてもらいます。その後、複数の職場を体験してもらい、本人の適性や「やってみたい」という気持ちを見ながら配属を決めています。ミスマッチを減らし、仕事を好きになってほしいからです。職場改善の提案制度もあり、現場の工夫がコスト削減や働きやすさにつながっています。トラブルが起きたときは個人を責めるのではなく、まず対処し、原因を分析し、仕組みとして改善していく考え方を大切にしています。有給休暇の取得率も約9割と高く、健康を意識した制度も整えています。ものづくりの技術を磨きながら、安心して長く成長できる環境をつくること。それが会社の役割だと考えています。

AI時代だからこそ
輝く「手に職」の強さ

今、世の中ではAIが何でもやってくれると言われていますが、造船の現場にはAIに置き換わらない仕事が山ほどあります。アメリカの経済紙でも「ブルーカラー・ミリオネア」という言葉が取り上げられ、手に職を持った技術者の価値が見直されています。
個人の力だけで生きていくのはリスクがありますが、私たちのような大きな組織の中で、確かな「腕」を磨くことは、これからの時代、非常に強い武器になります。
船をつくる仕事に限らず、設備改善やDX、IT分野など活躍の場は広がっています。ものづくりに興味があり、前向きに挑戦したい人にとって、大きく成長できる環境が、ここにはあります。

函館どつく株式会社

所在地
〒040-8605
北海道函館市弁天町20-3
電話番号
0138-22-3111
設立
1896(明治28)年11月
従業員数
523名
売上高
356億2,600万円(2025年3月期)
事業内容
船舶の建造、修理、改造、及び艦艇の修理、改造。橋梁の製作、架設。各種産業機械、鋼構造物の製作、据付。
企業サイト
https://www.hakodate-dock.co.jp/
同じエリアのその他の企業

(株)ラスク

サービス

システム企画・開発・保守・受託開発に伴うSES(システムエンジニアリングサービス)事業を主体に、オンラインプログラミングスクールの運営を手掛けている。札幌本社のほかに全国6カ所 …

(株)カンキョウ

サービス

 1964年(昭和39)年2月1日に鹿追町瓜幕で「勝西舎」として創業、西十勝3町(新得町・鹿追町・清水町)のし尿処理場ができる事で拠点を新得町へ移転、1973年(昭和48)に株 …

北開技研工業(株)

建設・不動産・販売(卸)

天候や温度変化の影響を直接受ける建築物の屋根部分は大型になるほど、高い防水性能と軽量化を同時に求められます。さらに近年は工期短縮とコスト削減が求められており、いずれの条件もクリ …

ダイワ整備機工(株)

販売(卸)・サービス

 ダイワ整備機工は自動車整備のプロ集団です。自動車整備業を主とする企業としては札幌市内でもトップクラスの実績を誇り、車検・整備をする車両台数は実に年間1万台にのぼります。 乗用 …

(株)伊藤機械製作所

製造・建設

伊藤機械製作所は、明治36年創業の「伊藤鉄工所」に始まり、123年にわたり北海道の発展とともに歩んできました。私で5代目です。創業当時は鍛冶屋として馬車の車輪の修理などを行い、 …

函館どつく(株)

製造・建設

当社は北海道で最大の造船所で、北海道で唯一自衛隊の艦艇をメンテナンス出来る企業です。更には北海道で最古の橋梁メーカーでもあります。船舶の建造・船舶の修繕・陸上機械部門の3事業を …

(有)丸あ安部建設

建設

 一般建築、土木工事、とび・土工工事(足場の設置工事主体)、解体工事、コンクリート内部レーダー探査調査診断、コンクリート内部空隙調査診断、各種ボルト弾性波試験、引張試験調査診断 …

(株)関木材工業

製造

1963年7月に土木工事用の矢板、枕木等を賃挽する「関木材工業所」としてスタート。1965年にチッパーを導入し製紙用チップの販売も開始。その後も次々に設備を導入、規模拡大に伴い …

(株)ケー・エフ・シーマスディック

販売(卸)

私たちの企業理念は「繋ぐ。」。建設資材メーカーとして、商社として、施工会社として、人と安全をジャストフィットに繋いでゆくことです。主要な事業は①トンネル資材部門。現場に適応した …

(株)山岸金属

製造・建設

 土木・建築向けのフェンスや手摺、外装パネル、外壁パネルなど建築金物から自動車部品、機械のパーツといったものまで幅広く加工・製作をしています。スチール、ステンレス、アルミ製品な …