白光株式会社

『はんだこてなら白光』。当社は1952（昭和27）年に私の父である吉村博が、鍛造工具およびはんだこての製造販売を行う会社として創業いたしました。
半世紀の間、はんだ付け関連機器、溶解炉、金属鍛造加工など事業を展開してきました。今では、温度コントロール機器のメーカーとして、世界60カ国以上のお客さまよりご愛顧をいただいております。
創業者の私の父から、社長のバトンを受け継いだのは22年前。技術のプロ、営業のプロ、経理のプロなど、信頼のおけるプロ一人ひとりが力を発揮できる環境作りに専念し、お客さまに感動していただこうと『会社の質世界一』という大きなビジョンを打ち出しました。
そして今、世の中の大きな変化の中で、エレクトロ二クスはもちろん温度コントロールに悩む世界中のお客さまの声に耳を傾け、お客さまと二人三脚で課題を解決する。それが白光の使命だと、決意を新たにしています。

先にも申しましたが、私は常日頃から、『会社の質世界一』をビジョンとして掲げています。売り上げ世界一でもシェア世界一でもなく、会社の質世界一です。会社の質をあげるためには、社員一人ひとりの質を上げなければいけません。人の質が上がればホスピタリティーが上がります。そのためには第一に挨拶。当社の新入社員は最初に挨拶からたたき込まれます。
当社には、「いらっしゃいませと4つの言葉」というものがあります。「いらっしゃいませ」「おはよう」「ありがとう」「すみません」「お先に」です。そして私がもうひとつ伝えているのは、「お給料ってどこからでてると思ってる？」ということ。お給料はお客さまから出ています。
なので、当社の製品をご購入いただくお客さまには常に感謝し、ホスピタリティーいっぱいにして、お返しすることが大切なのです。それは社内でも同じ。常に感謝の気持ちを持ち、「ありがとう」という言葉がたくさん行き交う会社であってほしいと思っています。「会社の質世界一」を公言し続けているおかげで、当社のホスピタリティーは確実に上がっています。

当社では学部や専攻は不問です。機械・電気にかかわらず、さまざまな分野を学んだ学生を積極的に採用しています。当社の組織はジグソーパズルのようなもので、エキスパートであっても学び続ける素直さと謙虚さを持ち続け、自分の強いところをピカピカに磨いて、みんなの強みを組み合わせてきれいな絵を描き上げます。足りないところはみんなでカバーしあう。だから、長い付き合いをして一緒にきれいな絵を描いていきたいと思っています。
就職というのは、学生さんが思う以上に大切なターニングポイントです。就職活動はお見合いみたいなもの。結婚してから価値観が違うといって別れてしまうのは極力避けていただきたいものです。
どうせ仕事はしんどいものですから、会社との価値観が合っている方が楽しいに決まっています。なので、当社に強く入社意識を持ってくれている学生さんも含め、しっかりと自分の将来を進んでもらうために、できるだけ会社をたくさん見てください！