株式会社フロントハウジング

関西を中心に賃貸管理と収益物件に特化する当社は、不動産の売買だけではなく、取得した後の困りごとやご要望などにも対応し、オーナーさまの幸せと満足のために10以上の不動産サービスを提供しています。収益をメインとしながらも、そのほかの不動産に関しても幅広く豊富な知識を持ち、土地や戸建て、賃貸、売買、さらに税金に関してもご提案できることが当社の強みかと思います。特に相続に関しては、相続士や終活士などの資格を有しており、不動産に対する経験やレベルは高い方だと自負しています。
こうした知識を生かした当社独自の取り組み「オーナーズクリニック」では、相続や税金、土地活用まで、不動産についてさまざまな相談ができるトータルパートナーとして、オーナーさまをサポートしています。いまでは大切な柱である管理部門をスタートした理由も、複雑な不動産について、顧問のようにオーナーさまに寄り添うことができればと考えたためであり、お客さまにリピーターが多いことも、こうした信頼の証かと思います。さらに、不動産業界で生き残るためには何かに特化することも大切と考え、建売では狭小、収益では築浅の鉄骨造に注力しています。築浅の鉄骨造を扱う不動産業者は少なく、現在新規のみで成約数約80件、さらに管理で3000件超え。この数字は、業界でも別格かと思います。これからも、さらにその部分をとがらせ、極めていきたいと考えています。

経営に関しては2015（平成27）年の設立以来、ちょうど分岐点にきていると感じます。2023（令和5）年から管理の部署をグループ会社化。ほかの部署でも独立採算制を取り入れ、部門ごとの成果が見えやすくなりました。こうして社員の意識が変化したことにより、業務のために資格取得へチャレンジしようという機運も高まっています。会社としても、宅建保有率を上げたい、賃貸不動産経営管理士を取得してほしいという思いがありますので、試験にかかる費用を負担したり、国家試験に関しては試験の2、3カ月前から仕事を調整し、勉強の時間を作ったりするなど、全力でサポートしています。
管理の仕事に関しては、細やかな気づかいが必要ということもあり、女性社員が主に活躍しています。女性の資産運用サポートのために誕生した「LadyR（レディール）」では、宅地建物取引士3名をはじめとする経験豊富な女性スタッフが、きめ細やかな対応と的確なアドバイスでお客さまを支えています。社内でも結婚や子育てなどのライフイベントを応援するために、勤務時間を調整。チーム制で情報共有することで、急な休みの際でも、ほかの者がフォローに入りやすい体制を整えています。

おかげさまで売上も順調にアップし、来年度はグループ全体の売上も40億円を超える見込みです。しかし、ここで無理な営業はせず、各部署が利益をだせるようにしっかりと人材を育てたいと考えています。安定経営を続けながら、お客さまにますます満足いただけるサービスを提供していきたいですね。
私は論語の教えを表した「知・好・楽（ちこうらく）」という言葉が好きなのですが、この言葉通り、何事をやるにしても知っているだけより楽しむ方が、さらに好きなだけより楽しめる人が勝るのだと思っています。知識を磨いて仕事を楽しめる、向上心のある方。そういう人は必ず成長できます。そのため当社は、未経験者でも学ぶ意欲がある方を積極的に採用しています。2024（令和6）年には、大阪・天満に自社ビルが完成予定です。新しい環境で一緒に学ぶ楽しみを実現させてみませんか。