株式会社エレマックス

企業の永続こそが最も大切なことと考え、過去から学び、未来を深化し成長させることが経営者としての使命だと考えております。実現させるためには、つねにお客様に寄り添い選ばれる企業になることを目指してきました。お客様にとって何が一番よいのか、何が最も必要なのかを第一に考えているので、私たちはお客様を「説得する」ことはしません。不動産の購入、管理・維持、投資、いずれもその後の人生を左右する高価な買い物だからこそ、本当に必要だと心から納得されたものだけをご提供する。それが株式会社エレマックスの企業理念です。
創業時から、とにかく真面目に誠実に取り組んできました。結果、お客様から「信用」は得られましたが、業績は芳しくありませんでした。企業を永続させるのにまず大切な事は、お客様からの「信用」を「信頼」に変えることでした。そのために、小さなことでも軽視せず、ひたすら「コツコツ」と継続させました。江戸時代の農政家である二宮尊徳の言葉「積小為大」の精神に基づくもので、小さな努力を積み重ねていけば、いずれは大きな成果をもたらす。という考えです。可能性信じて地道に進み、お客様との関係性を積み上げ「信頼」の輪を少しずつ広げていきました。

稼げない時代でも徹底したのは、真面目と誠実の体現です。例えば、マンション共用部のたった1個の電球切れでも24時間以内に交換して明るさを維持することを実践しました。LEDが定着する以前は、共用部の電球はどこかしら切れていたので、私たちは大型のマンションに切れた電球が何個存在して、何日放置されているかを調べることから始めました。そこで、たった1個の電球を交換するのに約1週間かかることを知ります。
私たちは、24時間以内の交換を目標に、清掃などとの一連の仕組み作りと体制を構築させていきました。すべての管理業務において、真面目と誠実の体現を貫き、少しずつオーナー様との信頼関係を築くことができたのです。信頼という豊かな土壌があることで花を咲かせやすくなる。私たちの不動産販売は、信頼を土台に次々と結実していきます。

不動産価格が上昇し続け、仕入れ価格が高ければそれだけ販売価格も高くなる。そこに苦戦を強いられている不動産会社は多数あります。しかし、そんな時期でも私たちには気軽に売買の相談に乗っていただける身近なオーナー様がたくさん存在します。「不動産会社と付き合うのは、エレマックスが最後だ！」そんなお言葉をかけてくださるオーナー様もいます。そうした方々との信頼を育んだのは、現在も物件管理に飛び回る社員たち。そして最前線に立つ部隊（通称：キャスト）がチームに分かれて、都内23区内を定期的に巡回し管理しています。かつての業績の悪かった時代のこと、たった1個の電球交換のために駆け回った先輩たちの思いを背負いながら、建物の不具合や建物の劣化状況など、多方面に目を配っています。小さな努力を積み重ねていけば、いずれは大きな成果に結びつく。そのポリシーは、私たちのDNAとして現在のキャストにも受け継がれています。
お任せいただいている管理物件は47棟、部屋数では約2,200戸に増えています。日々スピード重視で対応してくれている社員のおかげです。社員には、競合しないが競争したい企業を目指せ！他社と競争するのではなく自分自身と競争して欲しいと伝えています。昨日の自分より今日の自分、そして明日はもっと成長している自分がいる。一緒に励まし成長しながら、これからも永続的な会社をつくり続けたいと考えています。