創業50周年事業として「免震×ZEB」の本社ビル建設
第一商事は、1976年に不動産経営を軸としてスタートし、現在では不動産事業(賃貸ビル・マンション・駐車場等)を中核に成長を続けている会社です。2026年7月には創業50周年の節目を迎えますが、その周年事業として取り組んでいるのが、新本社ビル「DSセンタービル博多」の建設です。新社屋は福岡市博多区の地下鉄呉服町駅近くにある自社所有地に予定しており、地上9階建てビルを想定しています。新社屋の大きな特徴は、環境性能として評価される「ZEB(ゼブ・ネット・ゼロ・エネルギービル)」を採用していること、そして自然災害に備えて免震構造による建築を取り入れていることです。「ZEB」の採用では、電気や熱などのエネルギー使用量を大きく減らすために、高い断熱性能の壁や、電力消費量の少ないLED照明などの省エネ機器を駆使しています。
目先のコストが割高でも未来の「安心・安全」を目指す
実は、この「免震×ZEB」を採用したビルの建設は全国でもまだ数が少なく、この規模での取り組みは福岡県内では初めてといっても過言ではありません。当社の新社屋建築は、所有する土地の広さに対してコストが割高になります。ではなぜ、そんな厳しい条件のなかで「免震×ZEB」を採用した新社屋を建てるのか?それは、当社が掲げる「安心・安全」の理念を率先して実践するためでもあります。地震など自然災害が多発している今の時代だからこそ、不動産事業に携わる私たちが時代に合った「安心・安全」を提供していくことが大切です。皆様の命を守るオフィスや住居を提供することで、社会に貢献していくことが第一だと考えています。こういった点でも多くの注目を集めています。
航空機リース事業も好調で過去最高益を実現
主体とする不動産事業のほか、当社は2015年から航空機リース事業にも参入。現在14機の航空機を保有し、デルタ航空やアメリカン航空など世界トップクラスの航空会社を顧客としています。昨今の円安の影響もあり、売上は順調にアップ。コロナ禍など世界的に厳しい時代もありましたが、チャンスを逃さず動いたことが、現在の成長につながっていると考えています。このような航空機リース事業の成果もあり、次年度の当社の純利益は、これまでの中でも最高益を打ち出す見込みです。
スポーツの分野でも社会に貢献する取り組み
2023年からは競走馬の事業もスタートしました。当社のグループ全体や私個人が所有・共有する競争馬は18頭を数えます。航空機リース事業もそうですが、この競走馬に関しても、事業として取り組んでいる企業は全国でも多くはありません。参入には総資産や業歴、企業の背景など高いハードルがあり、当社が安定した経営を続けている証になっていると思います。競走馬事業はレースの売上の一部が社会に還元されているため、自社の利益追求に留まらない取り組みと言ってもいいでしょう。さらに当社は、街の象徴でもあるプロ野球チーム「福岡ソフトバンクホークス」のオフィシャルスポンサーを長年務めています。地元のプロ野球チームの応援はもとより、野球を通したイベントにも協力し、地域貢献にも力を入れているところです。自社の事業や取り組みを通じて、地域産業の活性化や文化教育の振興を後押しできる企業でありたいと願っています。