常に変化を恐れず
点を線に変えるグループ戦略
私の経営者としての歩みは、不動産業に携わっていた会社員時代の1999年に、個人事業主として独立したことから始まりました。当時はまだ在職中でしたが、自身の情熱を形にするべく2003年に(株)クレバージャパンを設立。最初の事業として、東北地方でラーメン店のフランチャイズ経営に着手しました。これが現在のグループ経営の原点です。本格的な独立以降は、中古車販売、保険代理店、不動産仲介、コンビニ・飲食経営、そして現在の柱である建設業へと、時代のニーズを察知しながら事業領域を広げてきました。一見すると多角的な展開に映るかもしれませんが、根底にあるのは「人の暮らしに不可欠なサービスを提供する」という一貫した想いです。現在は自動車関連の(株)リージェンシー・スリーオーや、保険代理店の(株)クレバージャパン インシュアランスサービスなど、さらなる専門性を追求するため関連事業を分社化。それぞれの分野で培ったノウハウをグループ内で連携させることで、「衣・食・住・ライフリスク」に関わる多様なニーズにワンストップで応えられる体制を構築しています。私たちが目指してきたのは、こうしたサービスを単発の取引という“点”で終らせることではありません。分野を横断して繋ぎ、お客様の暮らしを継続的に支える“線”の関係へと発展させること。過去の成功に固執せず、環境の変化に合わせて自らの形を変え続ける柔軟な対応力こそが、当社のDNAであり、持続的な成長を支える最大の強みです。
誰もが「会社の顔」である誇りを
社員の健康を支える働き方改革
当社の企業理念は“全員社長”。社員には、一人ひとりが「自分がこの会社の代表である」という自覚を持ってほしいと伝えています。お客様にとっては、目の前の社員こそがクレバージャパンそのもの。その一人がプロとして期待を超える対応をしてこそ、信頼関係は長く続いていくと考えています。こうした価値を生み出す原動力は、社員自身の心身の健やかさに他なりません。だからこそ当社では、社員が健康で、安心して働き続けられる環境づくりを経営の最優先事項に掲げています。社内には「健康経営アドバイザー」の有資格者が在籍し、日常的に健康相談ができる体制を整備。加えて、残業をほとんど出さない働き方へとシフトし、従来の固定残業代制度を廃止。その分を基本給へ確実に振り替える給与体系へと刷新しました。会社のために無理をするのではなく、自分の人生を大切にしながら働く。その健全な姿勢こそが、結果としてお客様への誠実な対応につながり、会社全体の信頼を高めていく。人を起点にした経営が、当社の企業文化として根づいています。
分野を越えて、暮らしをつなぐ
人生に寄り添う総合力
現在、私たちが最も注力している建設事業では、自社で大工を抱え、設計から施工までを一貫して内製化しています。人手不足が深刻な建設業界において、職人を社員として雇用し、社会保険や給与面で守ることは、品質を安定させるために欠かせない投資です。外注に頼らず自社で育成・管理するからこそ、投資向けの木造共同住宅から大手ハウスメーカーに匹敵するスペックを備えた高級注文住宅まで、ニーズに応じた多様な物件を妥協のない品質と適正価格で提供することが可能になりました。この確かな施工力に、グループが培ってきた総合力を掛け合わせることで、私たちは単なる住宅づくりに留まらない価値を提供しています。例えば、若い頃に車や保険でお付き合いが始まり、結婚や出産を機に住宅を建て、その後の暮らしや資産形成、相続に至るまで相談を受ける──。そうした人生の節目に寄り添う関係が、当社には数多くあります。「衣・食・住・ライフリスク」を横断し、どこに相談すればいいか迷わせることなく応えられる存在でありたい。関わるすべての方の暮らしを下支えする“インフラ”として、これからも変化を先取りし、お客様に必要とされ続ける企業であり続けます。