株式会社BestStage

弊社の始まりは、1965年、私の父が創業した「椿建具木工所」です。その建築・不動産部門が独立する形で、1989年、弊社が設立されました。
私が代表取締役に就任した1998年当時は、主に住宅リフォーム事業を手がけ、私の他には社員が1人だけ、売上高も約1億円という小さな会社でした。その後、賃貸アパート建築・販売事業をメインに、土地の仕入れから企画、設計、施工、販売まで、すべてを一貫して自社で手がける体制を構築。不動産販売、不動産賃貸、建築請負工事と、どんどん事業領域を広げていきました。現在は、弊社の不動産部門を担う株式会社ベストタウンとともにBest Stageグループを形成しています。

弊社は「世のために、人のために、皆のために、『感動と幸せ』を届ける」ことを経営理念としています。
地域を含めた社会全体、オーナー様、入居者様、取引業者様、さらに社員と社員の家族、みんなで喜びや幸せを共有し、一緒に成長していきたいと願っているからです。とくに、経営の柱であるアパート建築事業に関しては「日本中のオーナーさんを元気にする」が合い言葉。そのためにどうすべきかを社員みんなが日々考え続けた結果、ガレージハウスや稼げるマイホーム（賃貸併用住宅）といった個性的な商品が生まれてきました。「一人ひとりが情熱を持ち、発想豊かな創造企業になる」。それがベストステージの目指す理想なのです。
経営面での私の理想は「大家族的経営」。家族のように温かく、心地よく、何でも言い合えて、またこの場所に戻ってきたいと思える会社にすることです。楽しくなければベストじゃない。私は、ノルマで社員を縛るのではなく、親や兄のように常に社員を見守る存在でいたいと思っています。

弊社は絶えず新しい挑戦を続けています。近年は不動産再生事業に力を入れ、土地の造成や分譲、建売戸建て住宅の建築、中古アパートのリフォームなどにも手を広げています。また、近年の空き家問題、相続問題を意識して、「30坪から始めるアパート経営」を謳った「メゾフラップ」という1棟2部屋からの狭小アパート建築も始めました。
千葉県流山市にある千葉支店に続き、2024年10月には東京都国分寺市に東京西営業所を開設。リーダーは26歳の新卒採用1期生です。
弊社では新卒社員を3年で1人前に育てることを目標に教育や研修を行い、若手社員にもどんどん仕事を任せていきます。もちろん、細かい部分は上司がチェックし、社員には「失敗したらやり方を変えてあと9回試せばいい。それでもダメなら全責任は私が取る」と伝えています。数年後には神奈川県にも営業所を開設し、一都三県での営業を本格化させていくつもりです。
さらに、建築現場の人手不足や高齢化を見据えて、海外からも積極的に人材を登用。現在、8名がミャンマーから来日し、社員大工として働いています。真面目で仕事熱心な彼らが、将来は現場のキーパーソンになっていくでしょう。
私の夢は「社員数100名、売上高100億円の企業」でした。ですが、すでに社員数は77名、売り上げも毎年10億円ずつ右肩上がりで、今年の決算はグループ全体で60億円を超える見込みです。夢の実現まであと一歩。次は経常利益のアップを図り、「強靱な会社」を作ることを目指したいと思います。