AEO認定事業者として
ワンストップ物流サービスの提供を拡大!
弊社は、貨物のセキュリティ管理と法令遵守の体制が整備されたAEO事業者として、税関から認定を受けています。これにより、保税地域や他の蔵置場所に貨物を搬入することなく、自社施設内で輸出入申告と許可を行い、その後に必要な梱包や輸送業務までをワンストップでご提供できることが強みです。今期、新たに自社保有の第2施設(成田南部第2物流センター)においても輸出申告対応が可能となりました。これまで本施設では、お客様の貨物を自社施設で内国貨物扱いにてお預かりし、梱包した後の輸出に関わる申告業務(保税蔵置、外国貨物保管)や空港内への配送業務はアウトソーシングしていました。しかし、今後は保税地域や他の蔵置場所に貨物を搬入することなく、第2施設でも輸出入申告と許可が可能となり、その後の空港内までの輸送業務も含めてワンストップでご提供ができます。この新たな体制により、弊社は物流の効率化とお客様へのサービス品質向上を一層推進してまいります。
コストコ年会費無料を福利厚生で導入!
新しい福利厚生の形を模索する中で、従業員の満足度を向上させたいと考えモチベーションを高める施策を重視しました。そこで導入に踏み切ったのが、コストコの年会費を会社が全額負担するという福利厚生です。この施策は従業員から非常に好評で、「気軽に利用できて福利厚生としてとても分かりやすい」という意見が多数寄せられました。休日に家族と一緒に出かけて楽しむきっかけを作り、ワークライフバランスの向上にもつながると期待しています。総務部からも職員募集の際、福利厚生欄に【コストコ年会費の全額負担】を記載できるのは採用活動に弾みをつける要素になると期待されています。さらに、退職金制度の刷新を図るため、企業型確定拠出年金の導入に向けたチームを発足しました。これまでは会社が職員に対して養老年金を掛け、これを原資とした退職金制度を運用していましたが、職員の定年後を見据えた時に満足のいくものではないと感じていました。今年の新NISAの流れもあり、国が投資環境を整えて後押ししていることを鑑み、退職金制度も企業型確定拠出年金に移行することを決定しました。この制度を通じて、従業員に自分の人生設計を後押しする機会を提供したいと考えています。
デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進第2弾!
物流倉庫業務では、多くの荷物の入出荷が繰り返されます。航空貨物は短納期が求められる貨物が集まります。昨年は、スピーディーな物流業務を実現させるべく、AI-OCRとリアルタイム温度管理システムを導入しましたが、今年はさらなる効率化と精度向上を目指し、最新の貨物検品システムを導入しました。弊社では、航空貨物を扱っているため、従来の物流フローでは、輸出国ごとに複数の指示書と積み付け貨物が自社倉庫に送られてきます。これまでは各国(例えば中国やアメリカなど)向けの貨物をパレットに仕分け、ケースマークを1つ1つ目視で確認し、入念に漏れがないかチェックしていました。1つでも誤ったパレットに貨物を積みつけてしまうと、お客様の元へ商品を届けることが難しくなり、事故に直結します。新たに導入した検品システムは、パレットに仕分けた後にスマートフォンでケースマークの写真を読み取り、そのデータを検品システムと連携して正確に仕分けができているか解析できるツールです。このシステムにより、誤出荷リスクを事前に防ぐことができます。現在は、パレットに積みつけられた貨物をスマートフォンで1つ1つ読み取る形で運用していますが、将来的にはまとめて読み取る技術革新に向けて模索中です。本システムの導入により、物流業務の効率化と精度向上が実現され、お客様に対してより信頼性の高いサービスを提供することが可能になりました。今後もデジタル技術を積極的に取り入れ、業務のさらなる改良を目指してまいります。