安定で次の挑戦を支えるのが当社のビジネスモデル
当社の事業収益は、①事業用地を買収した上でビル、ホテル、店舗、マンションなど企画する不動産開発事業と②保有不動産(約150棟)から家賃を収受する不動産貸付事業に大別されます。不動産業と一口にいってもさまざまビジネスモデルがあります。一般的な不動産業の事業イメージは、貸室賃貸仲介や中古マンションや戸建等の売買仲介をイメージすると思います。当社のビジネスモデルは、この一般的イメージとまるで違い販売や仲介をメインとしていません。家賃収入を原資として、ビルやホテル、マンション、店舗などの新規不動産開発を手がけ、資産増大を目指すというのが当社のビジネスモデルです。安定的な家賃収入が見込めるので、社員は安心感を持ってプロジェクトに挑戦できます。現在、札幌市内での土地保有面積、建物貸床面積、保有棟数は全て1位で、アルファコートグループの年間家賃収入は約50億円と、安定した経営状況を保つことができています。また、平成30年には北海道内不動産業では唯一、経済産業省より「地域未来牽引企業」に認定されました。当社のビジネスモデルが高く評価されたと認識します。近年は千歳にも事業のフィールドを広げています。今後ますます賑わうことが予想される千歳エリアは、札幌に次いでビジネスの核となり得る場所だと感じています。ホテル2棟、マンション7棟を建設することが決まっています。
経営者視点を持って働くそれがビジネス成功の鍵
この仕事の魅力は、個人一人一人が事業計画を立て1つのプロジェクトごとに経営者になれることです。具体的には、事業用地買収毎に売上、原価管理、利益を自ら計画を立て、実行していくことになります。主体的な行動が求められますのでリーダーシップが欠かせません。その土地に見合う付加価値を見い出し、その立地に何が必要なのか思案、マーケティングをしマンション、ビル、店舗など無限の可能性の中から創作し、実現化していく面白さがあります。1つのプロジェクトをまとめることは、一から事業を起こすことに似ています。会社経営者的な視点を持って業務を進めていけるかが、ポイントであり腕の見せどころです。事業用地買収にあたっては情報ネットワークづくりも欠かせません。明るさや活発さ、コミュニケーション力が存分に生かせる仕事です。ゆくゆくは事業家を目指すくらいの気概を持つ方は、特に大歓迎です。当社は、社員が十分に力を発揮できるよう、働きやすい環境を整えることに注力しています。社員は当社保有新築マンションに募集家賃の半額で入居することが可能です。これは実質3~6万円の可処分所得が増えることになり、大半の社員が利用しています。また、半年ごとに社員全員との個人面談を行い、業務に限らず生活面の不安などの相談にも対応しています。当社には社長室がありません。私も社員と同じ部屋で仕事をしていますが、昼休みに自席で休憩する社員を見て、気分を切り替えづらいだろうと考え、新社屋移転を機に個室タイプの休憩室を新設しました。大変好評で、大いに活用されています。
経営力と責任感を持って価値ある仕事を
当社では、新入社員には教育係を配置し、現場でのOJTを中心に仕事を学んでいただきます。課題を与えて管理するというよりは、社員が自身のために目標を定めて成長できるようサポートするイメージです。社員は現在60名ほどで、1人あたり平均6,000万円の営業利益を生み出しています。この実績はまさに、安定収益の家賃収入と経営者の集合体であることを目指す当社らしさそのものです。今後も最後まで責任感を持って取り組むことができる人材を育てていきます。