丸菱運輸株式会社
- 運輸・サービス
北海道版2026(2025年4月発行)
社員の活躍をサポートし
正確で効率的な輸送に尽力

社員の活躍をサポートし
正確で効率的な輸送に尽力
丸菱運輸株式会社 代表取締役社長
佐々木 啓太 氏
ささき けいた
PROFILE
1984年3月生まれ。札幌市出身。2007年丸菱運輸(株)に入社。2010年取締役総務部長に就任。2015年ジャパン・エム・ロジックス(株)の代表取締役社長に就任。2021年丸菱運輸(株)の代表取締役社長に就任。
パートナー企業と50年以上
効率的に早く正確に届ける
ビジネス領域は道内全域に加え、北海道から九州までと全国にまたがっています。いずれも長距離輸送となりますが、単にA地点からB地点へと物を運んで終わりというわけではありません。関西以北の拠点を繋ぐトラック輸送ではグループ会社間で協力し、目的地に積荷を届けたのち、空になったトラックに別の積荷を載せて北海道へ戻るといった効率的な輸送体制を組んでいます。
農協をはじめ、冷蔵・冷凍品を扱うぎょれんや市場、加工工場と連携し、当社が責任を持って輸送することで、積荷を循環させています。
時代の変化に合わせながら
社員の活躍をサポート
また、複雑化する物流をスムーズに行うために、当社ではチームで取り組んでいます。業務を通じて社員同士が協力・連携を取り、責務を担うことで大きく成長できる職場、やりがいを持って誰もが活躍できる環境づくりを進めています。
その一環として、ドライバー未経験者でも仕事を始められるように大型免許やトレーラー、フォークリフトの免許、運行管理者資格取得制度を完備するほか、仕事上の事故を未然に防ぐため、ドライバーの安全教育にも力を入れています。
福利厚生も手厚くしており、当社では2018年にドライバー向けの宿舎を設けました。働く意欲はあるものの、札幌に自宅や宿泊施設を持たない道内外のドライバーたちが一時的に暮らせる場所として提供しています。
2025年にはグループ会社のジャパン・エム・ロジックスでも宿舎を用意するなど、就職しやすい環境を整えています。利用希望者は意外と多く、半年間を目処に生活を送っています。館内にはフリーの休憩室も完備しており、仕事を終えたドライバーたちの憩いの場になっています。
ほかにも、札幌支店には大型トラック専用の洗車機も導入しています。帰社後はトラックの腐食や故障を防ぐため、車体の下回りについた泥や塩化カリウムの洗浄が必要になります。以前はドライバーが手洗いしていましたが、機械で効率良く行うことで、労働時間の短縮に繋がりました。
さらに乗務前後に義務付けられている点呼の仕方も見直し、国土交通省が新たに設けた「遠隔点呼」を2024年より採用しました。その結果、運転手や点呼執行者の移動時間が削減され、効率的な運行管理が可能となりました。
さまざまな変化に先駆けて
柔軟に対応できる会社を作る
▼冷蔵・冷凍の荷物にも対応。全国の市場や加工工場と連携し、効率的な輸送体制を形成している
丸菱運輸株式会社
- 所在地
- 〒003-0804
北海道札幌市白石区菊水4条2-1-6 - 電話番号
- 011-815-7755
- 設立
- 1957(昭和32)年7月
- 従業員数
- 70名
- 売上高
- 27億7,960万円(2024年3月期)
- 企業サイト
- http://marubishiunyu.jp/